Albert Fert
アルベール・フェール
アルベール・フェール (2009)
生誕 (1938-03-07) 1938年3月7日(86歳)
フランス カルカソンヌ
国籍 フランス
研究機関パリ第11大学
ミシガン州立大学
メキシコ国立自治大学
出身校パリ大学
主な業績巨大磁気抵抗効果
主な受賞歴ウルフ賞物理学部門 (2006)
ノーベル物理学賞 (2007)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者
受賞年:2007年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:巨大磁気抵抗効果の発見
アルベール・フェール (Albert Fert、1938年3月7日 - ) はフランスの物理学者。巨大磁気抵抗の発見者の一人であり、この発見はギガバイト単位のハードディスクの成功へつながった。現在はオルセーのパリ第11大学の教授であり、国立科学研究センター(CNRS)と電機メーカー・タレスグループの合同研究室の科学主任でもある。2007年にペーター・グリューンベルクとともにノーベル物理学賞を受賞した[1]。 カルカッソンヌ出身。フェールは1962年パリの高等師範学校を卒業した。1963年にパリ大学で修士号を取得し、1970年にはパリ第11大学でPh.D.を取得した。1988年にはフェールは巨大磁気抵抗効果(GMR)を鉄とクロムの多分子層で発見した。これはスピントロニクスの始まりと考えられている。GMRは同じ時に独立にユーリヒ研究所でペーター・グリューンベルクによって発見されている。1988年からアルベール・フェールはスピントロニクスの分野に貢献している。
経歴
受賞
ジェームス・C・マックグラディ新材料賞(1994)
フランス物理学会のGrand prix de physique Jean Ricard(1994)
国際純粋・応用物理学会連合の磁性賞(1994)
EPS欧州物理学賞(1997)
国立科学研究センター金メダル(1997)
ウルフ賞物理学部門(2006)
トムソン・ロイター引用栄誉賞(2006)
日本国際賞(2007)[2]
フランス科学アカデミー選出(2004)
ノーベル物理学賞(2007)
脚注[脚注の使い方]^ “07年ノーベル物理学賞、フランスのA・フェール氏とドイツのP・グリュンベルク氏が受賞”