アルプスアルパイン株式会社
ALPS ALPINE CO., LTD.
東京本社(2024年2月)
種類株式会社
市場情報東証プライム 6770
アルプスアルパイン株式会社(アルプスアルパイン、ALPS ALPINE CO., LTD.)は、日本の電子部品・音響機器・カーナビゲーションを製造販売する大手電機メーカーである。日経平均株価の構成銘柄の一つ[2]。 自作ラジオ愛好家にとっては往年のバリコンメーカーとして有名。 同社製の各種エアバリコンは生産終了から久しくなった今日もなお中古品が高値で売買されるなど根強い人気がある。熱転写プリンター(マイクロドライプリンタ)を製造・販売していた。金色が印刷できるなどの特長で一定の評価を受けていた。 また各種スイッチやエンコーダ、センサ、チューナーや送受信ユニットといった高周波デバイス、光通信デバイス、タッチパネルやキーボードなどの入力デバイス、液晶表示素子、小型プリンタ、各種記憶媒体のスロットや3.5インチFDD、コネクタなど、IT環境に不可欠な電子部品も製造している。ノートパソコンに用いられるグライドポイントやスティックポインタは、いずれも登録商標である。 メカニカルキーボード愛好家にとっては往年のキースイッチメーカーとして有名[3]。 過去にはカセットテープレコーダー、およびラジオカセットレコーダー、カセットデッキ等の各種主要メカニズム用の部品を製造していた。 2020年に、アルパイン株式会社が従来行ってきた車載情報機器事業を継承した。詳細は「アルパイン (企業)」を参照 CIは「Perfecting the Art of Electronics」。
概要
1961年(昭和36年)4月 - 株式を東京店頭市場に公開し、10月に東京証券取引所市場第二部に上場。電子部品業界で初。
1964年(昭和39年)8月 -「東北アルプス株式会社」設立(資本金5000万円)。
1964年(昭和39年)12月 - アルプス電気株式会社に商号変更。
1967年(昭和42年)
5月 - 東京都大田区にアメリカのモトローラ社との合弁でアルプス・モトローラ株式会社を設立。
8月 - 東京証券取引所市場第一部に指定替。
1969年(昭和43年) - 株式の全額時価発行(日本初)により増資。新資本金12億円。
1970年(昭和44年)3月 -「アルプス運輸株式会社」(現・株式会社アルプス物流)発足。