アルバート通り
[Wikipedia|▼Menu]
アルバート通り 2012年1882年のアルバート通りアルバート広場のボリスとグレブ小聖堂(右)とアルバーツカヤ地下鉄駅(左)

アルバート通り(アルバート通り、ロシア語: Улица Арбат)はロシアモスクワ中央区のアルバート広場(ブリヴァールノエ環状道路)から南西へ1.2km、スモレンスカヤ広場(サドーヴォエ環状道路)までの繁華街で、歩行者天国になっている。
概要

アルバート通りは少なくとも15世紀からあった記録があり、モスクワでも最も古い通りのひとつで、交易路であったため、多くの商売人が居住していた。

18世紀になると貴族たちが好んで邸宅を構える通りになった。1812年にはナポレオンのモスクワ侵攻(祖国戦争)の際の火災により街は灰燼に帰したが、その後すぐに復興された。19世紀末から20世紀初頭にかけてはプチ・ブルジョワ、芸術家、学者がよく出入りするところとなった。ソビエト時代には、高級官僚が住んでいた。

1957年から1963年にかけては、アルバート通りのすぐ北に「ノーヴイ・アルバート通り」が建設された。1980年代には、ソビエト連邦で初めての歩行者天国となった。ペレストロイカの時には若者たちが好んで集まる場所となり、ハードロックカフェなどもできた[1]

「アルバート」の名称のいわれは諸説あり、はっきりと分かっていない。
地下鉄駅

地下鉄駅としては、フィリョーフスカヤ線およびアルバーツコ=ポクローフスカヤ線のアルバーツカヤ駅、スモレンスカヤ駅がある。
脚注^アルバート通り(トラベルコ)

参照項目

トゥヴェルスカヤ通り

レーニンスキー大通り (モスクワ)

モスクワの道路

外部リンク

アルバート通り520周年記念(ロシアNOW)

典拠管理データベース
全般

VIAF

国立図書館

チェコ


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4679 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef