アルダブラゾウガメ
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アルダブラゾウガメ
アルダブラゾウガメ Aldabrachelys gigantea
保全状況評価[1][2][3]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
ワシントン条約附属書II
分類

ドメイン:真核生物 Eukaryota
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:爬虫綱 Reptilia
:カメ目 Testudines
:リクガメ科 Testudinidae
:アルダブラゾウガメ属 Aldabrachelys
:アルダブラゾウガメ A. gigantea

学名
Aldabrachelys gigantea
(Schweigger, 1812)[4][5]
シノニム

Testudo gigantea Schweigger, 1812
Testudo dussumieri Gray, 1831
Testudo daudinii Dumeril & Bibron, 1835
Testudo elephantina Dumeril & Bibron, 1835
Testudo hololissa Gunther, 1877
Dipsochelys arnoldi Bour, 1982
Dipsochelys elephantina Bour, 1982[5]
Dipsochelys dussumieri Valverde, 2004[5]
和名
アルダブラゾウガメ[6][7]
英名
Aldabra giant tortoise[6]

アルダブラゾウガメ (Aldabrachelys gigantea) は、爬虫綱カメ目リクガメ科アルダブラゾウガメ属に分類されるカメ。アルダブラゾウガメ属の模式種
分布

セーシェルアルダブラ環礁固有種[6]。セーシェル国内ではCuriuese島・Fregate島などのセーシェル諸島、国外ではタンザニア(ザンジバル諸島Changuu島)、モーリシャスモーリシャス島)仏領レユニオンなどに移入[6]
形態

最大甲長138センチメートル[6]。背甲の色彩は黒や黒褐色一色[6]。腹甲はやや小型だが幅広い[6]

頭部はやや扁平[6]。頭部や頸部、四肢、尾の色彩は暗灰色[6]

卵は直径4.8 - 5.5センチメートルの球形で、殻は白く硬い[6]
分類

以前はリクガメ属Geocheloneに分類されていた。分子系統推定からリクガメ属の他種よりも、セーシェルに近いマダガスカルに分布するクモノスガメ属Pyxisやマダガスカルリクガメ属Astrochelysに近縁と推定されている[7]。そのためアルダブラゾウガメ属としてリクガメ属から分割する説が有力とされる[7]

本種の原記載であるTestudo giganteaの模式標本は現存しないが、模式標本の産地(模式産地)がブラジルであること、甲長75センチメートルと小型であること、記載文が本種の特徴とは異なることなどから、T. giganteaの模式標本は本種ではなくキアシガメとする説もあった[6]。その場合はT. giganteaの学名はキアシガメのシノニムとして無効(T. giganteaを模式種としたAldabrachelys属も含めて)になり、本種の原記載はT. giganteaのシノニムとされていたTestudo dussumieriになる(アルダブラゾウガメ属もT. dussumieriを模式種としたDipsochelys属になる)[6]。種小名dussumieriは、本種の模式標本を採集したJean-Jacques Dussumierへの献名[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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