アルセーヌ・ルパン
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アルセーヌ・ルパン
アルセーヌ・ルパンシリーズのキャラクター
ピエールラフィット社刊『怪盗紳士ルパン』表紙(1907年)
初登場「アルセーヌ・ルパンの逮捕」(1905年)
作者モーリス・ルブラン
詳細情報
職業怪盗
家族テオフラスト・ルパン(父)
アンリエット・ダンドレジー(母)
国籍 フランス
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アルセーヌ・ルパン(: Arsene Lupin)は、フランスの小説家モーリス・ルブランが発表した推理小説冒険小説「アルセーヌ・ルパンシリーズ」の主人公である怪盗、およびシリーズの総称。日本では慣例としてルパンと訳されているが発音としては「リュパン」が元音に近い。20世紀初頭の翻訳では「リュパン」と表記されている物もある。

アルセーヌ・ルパンシリーズは、1905年から四半世紀以上にわたって執筆された、フランスの人気小説にしてルブランの代表作である。前期の作品では神出鬼没の「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」の話がメインだが、中盤は「ドン・ルイス・ペレンナ」の愛国冒険もの、後期は「探偵ジム・バーネット」などの探偵もの、本名「ラウール」の名を用いた恋愛冒険ものになるなど、バリエーションが豊かで前期の作品と後期の作品ではそれぞれ趣きも異なる。
怪盗紳士アルセーヌ・ルパン
人物像

紳士にして、冒険家。変装の名人でいくつもの変名を持つ。貴族の城館や資本家の邸宅などを襲い宝石や美術品、貴重な家具などを盗んでいく大胆不敵な大泥棒。また、脱獄の名人でもある。

一方、善良な者を助ける義賊の性格もあわせ持っており、虐げられた婦人や子供にとっては頼もしい保護者となる。

多くの女性に惚れ、また彼も多くの女性を虜にしているが、作中に描写される限りでは浮気はしていない。しかし、彼と深い仲となった女性の多くは様々な事情で短命であったため、結果的に多くの女性と恋愛をしている。

親日家であり、ルブランが執筆した当時、欧米ではあまり普及していなかった柔道などの武術を心得ている[注釈 1]。また、『怪盗紳士ルパン』(第4話「謎の旅行者」)では日本には絶対に行ってみたいとも話しており、日本を「古い古い神秘の国」と評している。
略歴

1874年、誕生[注釈 2]。幼名ラウール(Raoul)。父親は体育教師テオフラスト・ルパン(Theophraste Lupin)、母親はアンリエット・ダンドレジー(Henriette d'Andresy)。

父テオフラストはラウールが幼い頃米国で獄死する。アンリエットは幼いラウールを連れ、少女時代の学友ドルー・スビーズ伯爵夫人の元に身を寄せる。


1880年、6歳。最初の事件。(王妃の首飾り)

1893年、初めて「アルセーヌ・ルパン」を名乗る。(アンベール夫人の金庫)

1894年、20歳。『カリオストロ伯爵夫人』で最初の大冒険。クラリス・デティーグと最初の結婚。

1894年-1899年、クラリスとの間に娘が生まれるも、誕生後まもなく亡くなる。この時期に「奇巌城」を発見する。マキシム・ベルモンの名で、高名な建築家のルシアン・デタンジュと知り合う。

1899年、25歳。

息子ジャン誕生も、クラリスと死別。更にジャンは誘拐される。(カリオストロ伯爵夫人)

初めて逮捕される。(アルセーヌ・ルパンの逮捕)


1900年、収監されるが脱獄。(アルセーヌ・ルパンの脱獄)「遅かりしシャーロック・ホームズ」でエルロック・ショルメとの初対決。

1900年-1901年、「金髪の美女」事件でショルメとの二度目の対決。二度目の逮捕・逃亡。

1903年、「ユダヤのランプ」事件でショルメとの三度目の対決。

1905年、『ルパンの冒険』(消えた宝冠)事件。三度目の逮捕・逃亡。ソニア・クリスチノフと恋仲になる。

1906年-1907年、『水晶の栓』事件。「白鳥の首のエディス」事件。この後にソニアが亡くなったと思われる。

1907年、二度目の結婚。(ルパンの結婚)

1908年、エルロック・ショルメとの最後の直接対決。(奇巌城) 古代ローマの遺跡発見。(緑の目の令嬢

1909年、この頃、ジム・バーネットを名乗ってパリで探偵社を開業。ベシュ刑事との奇妙な連携で次々と事件を解決する。(バーネット探偵社

1910年、「謎の家」事件。ベシュ刑事との対決。オルタンス・ダニエル嬢と八つの冒険を行う。(八点鐘

1911年、ベシュ刑事の依頼でバール・イ・ヴァ荘を訪れる。(バール・イ・ヴァ荘

1912年、38歳。イタリアにてドイツ皇帝と握手をする。ドン・ルイス・ペレンナとしてモロッコに現れ、外人部隊に入隊。(813

1912年頃、モーリタニア帝国を征服し、スルタン(皇帝)に即位する。

1915年、第一次世界大戦。フランスの金塊の国外流出を食い止める。(金三角

1917年ブルターニュ地方の島にて、「人を生かしも殺しもする神の石」を発見する。(三十棺桶島

1919年、7年務めたモーリタニア帝国スルタンを退位し主権をフランスに譲渡。(虎の牙

1922年、国防債権事件。(特捜班ビクトール

1923年、50歳近く。息子・ジャンと見られる青年と邂逅する。(カリオストロの復讐

なお、作者ルブランといつ頃知り合って伝記作家に任じたのかは不明。ルブラン本人は短編集『怪盗紳士ルパン』の第6話「ハートの7」で作中に初登場する。ルパンがルブランに自らの生い立ちと常習窃盗犯になったきっかけである第5話「王妃の首飾り」を語るのはこの後のことで、作品は時系列順ではない。
ルパンと変装

変装はルパンの代名詞の一つであるが、原作のルパンの変装は、アニメなどで表現される顔全体にマスクをかぶるようなものではない。その多くはメーキャップや服装を変える程度で、せいぜい「パラフィンの皮下注射で皮膚を膨らませる」「科学的な薬品で鬚や髪の毛を伸ばし、声を変える」「ダイエットをする」「アトロピンを点眼する」程度である(以上、「ルパンの脱獄」より)。それよりもルパンが重視するのは、しぐさや歩き方、表情や話し方などを変えるといった、突出した観察力から生まれる「俳優としてのスキル」である。

またルパンの服装のイメージとして、「シルクハット夜会服モノクル (片眼鏡)」というものがある。


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