アルシャードガイア
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アルシャード
ジャンルハイ・ファンタジーロー・ファンタジー
テーブルトークRPG


出版 - エンターブレイン

著者 - 井上純弌菊池たけしF.E.A.R.

小説:リプレイ
著者菊池たけし、矢野俊策
稲葉義明、藤井忍
田中天、緑谷明澄
齋藤幸一、田中信二
イラスト井上純弌、石田ヒロユキ
ぽぽるちゃ、しのとうこ
ヤトアキラ、安達洋介、hu-ko
出版社エンターブレイン
掲載誌ゲーマーズ・フィールドマジキュー
Role & Roll、FB Online
書き下ろし
レーベルファミ通文庫
刊行期間2005年7月 - 2012年5月
巻数既刊14巻
小説:リプレイ
著者田中信二、伊藤和幸
三輪清宗鈴吹太郎
中村知博(現:中村やにお)
イラスト石田ヒロユキ、安達洋介
hu-ko
出版社エンターブレイン
掲載誌ゲーマーズ・フィールド、書き下ろし
レーベルログインテーブルトークRPGシリーズ
刊行期間2008年11月 - 2011年2月
巻数既刊3巻
テンプレート - ノート
ポータルゲーム

『アルシャード』 (Alshard ) は、エンターブレインから出版されている日本テーブルトークRPG (TRPG)のタイトル、および、そのシリーズ 。著者は井上純弌F.E.A.R.。『アルシャードガイアRPG』など一部のタイトルには菊池たけしも著者としてクレジットされている。この項目ではアルシャードシリーズの包括的な内容と、アルシャードファーストエディションとして規定されている『アルシャード』『アルシャードff』『アルシャード・ガイアRPG』の3タイトルについて記載する。
概要

2002年7月に「新世紀スタンダードTRPG」と銘打って出版された異世界ファンタジー物テーブルトークRPGである。2005年7月に改訂新版にあたる『アルシャードff(フォルティッシモ)』が、2006年8月には『アルシャードff』とほぼ同一のシステムを使用した現代ファンタジーRPG『アルシャードガイアRPG』が発売された。2012年5月現在、『アルシャードff』と『アルシャードガイアRPG』の2系列がリリースされている。

「今の日本人のゲーマーのための、スタンダードなテーブルトークRPGを作る」という意図の下に製作されたテーブルトークRPGであり、スタンダードRPGシステムの展開の中心に位置するゲームでもある[注釈 1]


ゲームでは、神話に出てくる神々の力を受け継いだ英雄「クエスター」と、宇宙を蝕む負の勢力「奈落」との戦いを描く。ゲームの舞台となる世界は、『アルシャード』及び『アルシャードff』ではテクノロジーが比較的発達したファンタジー風の異世界であるミッドガルド、『アルシャードガイアRPG』では現代の地球である。また、スタンダードRPGシステムの他のゲームの中には『アルシャード』シリーズにデータをコンバートすることが可能なものもあり、それにより別のゲームの世界を舞台に『アルシャード』の冒険を楽しむこともできる(もしくは逆に別のゲームのキャラクターを『アルシャード』の世界で活躍させることもできる)。

デザイナーの井上純弌によると、日本のテーブルトークRPGが『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)と『ソードワールドRPG』(SW)の二大ゲームのヒット以降「スタンダードなゲームスタイルはこれらに任せて、これから新しく作るゲームはニッチな需要に手堅く対応していこう」という流れが強くなり新しい時代にマッチしたスタンダードを作ろうとする意欲的な作品が現れなくなってしまったことに危機感を抱いて、「21世紀の日本市場にマッチした新しいスタンダードスタイルのRPG」を自ら作ることを目指したのだという[注釈 2]

開発にあたっては、井上の学生時代からの友人でもある遠藤卓司久保田悠羅がそれぞれシステムデザインと世界観設計を担当。菊池たけしが2D6(六面体ダイス2個)判定システムのアドバイサーとして加わり、当時F.E.A.R.のサポート誌『ゲーマーズ・フィールド』に漫画を連載していた金澤尚子[注釈 3]らビギナープレイヤーがディベロッパーやテストプレイヤーとして参加するなど、当時のF.E.A.R.が擁する第一線クリエイターが投入された。プロデューサーを務めた鈴吹太郎はリプレイ集『悠久の地平』のあとがきで「『アルシャード』ほど大量のテストプレイ、紙面の再構成を繰り返した作品は他にない」と開発過程を振り返っている。

なお、2011年8月に行われたJGC2011にて、2012年中にバージョンアップを行うことが発表され、翌2012年4月発売の『ゲーマーズ・フィールド』16Season Vol.4及びリプレイ『創世! 真ラグナロク!!』にて、同年7月に『アルシャードセイヴァーRPG』のタイトルでリリースされることが予告され、同年7月30日に基本ルールブックが発売された。また同年4月には、『アルシャードガイアRPG』基本ルールブックと『アルシャードFF』サプリメント『アインヘリアル』がiPhoneiPadAndroid OS対応の電子書籍として角川コンテンツゲートBook☆Walker)から発売された。
アルシャード(ルール第一版)

『アルシャード』シリーズの第一弾。ゲームの背景世界である「ミッドガルド」は、北欧神話をベースにしたファンタジー世界であるが、テクノロジー信奉者の「真帝国」や負の存在たる「奈落」が悪役として配置され、伝統的なファンタジーの枠を超えたメカなどのSF風ガジェットも豊富である。この世界で、シャードと呼ばれる滅びた神々の欠片を手にしたプレイヤーキャラクター(「クエスター」とも呼ばれる)が、世界の敵である奈落や真帝国と戦い、理想の世界「アスガルド」を目指して冒険する。

井上には、従来のテーブルトークRPGの世界設定が、コンピュータRPGなどと比べて保守的であるとの問題意識があり、21世紀にふさわしいファンタジーとして、剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーの風景を世界観のベースにしながらも、そこにバイク銃器飛空艇アンドロイドライトセーバー戦車ハンドヘルドコンピュータ、巨大ロボット、近代的軍隊といった近代・未来風ガジェットの導入を図った。『ファイナルファンタジー』などの日本製コンピュータRPGの多くとも共通項を持つこうした「新しいファンタジー」の世界設定を指して、『アルシャード』は「新世紀スタンダード」を標榜した[注釈 4]
アルシャードff

2005年7月に公開された『アルシャード』の改訂新版。

『アルシャード』は順調にサプリメントを発売していった結果、ゲームバランスの悪化やキャラクターメイキングに必要なデータがいくつもの本に分散するといった問題に直面するようになった。そこで、今までの全てのデータを整理し、ルールブックとサプリメントの再編集を行った。これが『アルシャード フォルティッシモ』(『アルシャードff』)である。改定の経緯から、リプレイなどで「『アルシャード』の第1.5版」[1]と呼ばれることがある。

基本的なルール構成はそのままに全てのデータを見直したこのバージョンは、「あらゆる意味で今までの『アルシャード』よりも優れている」という意味で「フォルティッシモ(より強く)」というタイトルがつけられた。


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