ペルセウス座にある変光星「アルゴル」とは異なります。
アルコル[1]
Alcor
アルコル (Alcor) は、おおぐま座の恒星で4等星。北斗七星を形作るミザールの脇にある。 アルコルとミザールとの離角は12分 (満月の半径程度) である。ある程度の視力があればミザールとアルコルを分離して見ることができる。14世紀のアラビアの辞典編集者フィルザバディ 太陽から、ミザールは約86光年、アルコルは約82光年の距離にあり、また両星の距離は約4光年離れている。どちらも、おおぐま座運動星団に属するが、この2つの星が見かけの二重星なのか、重力的に束縛された真の連星なのかについての結論は出されていない。2009年に、それぞれ独立した2つの研究グループが「アルコルは赤色矮星との連星系であり、四重連星系のミザールと重力的に結ばれている六重連星系である」とする説を発表している[8][9]。 学名は g Ursae Majoris (略称はg UMa) 、または80 Ursae Majoris (略称は80 UMa) [4]。固有名のアルコル または アルコア の由来には以下の2つの説がある。
概要
特徴
名称
アラビア語で「かすかなもの」という意味の al Khawwar に由来するという説[1][6][10]。