アリージャンス_(ミュージカル)
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アリージャンス
Allegiance
作曲ジェイ・クオ
作詞ジェイ・クオ
脚本マーク・アサイト
ジェイ・クオ
ロレンゾ・シオン
上演2012年
サンディエゴ
2015年 ブロードウェイ
ウェブサイト ⇒http://www.allegiancemusical.com
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『アリージャンス 』(Allegiance)は、アメリカ合衆国のジェイ・クオの作詞作曲、マーク・アサイト、クオ、ロレンゾ・シオンの脚本によるミュージカル枠物語は現代ながら、第二次世界大戦中の日系人の強制収容を主題にしており、主演であるジョージ・タケイの実体験に影響を受けたものである。真珠湾攻撃後、カリフォルニア州サリナスの農地を手放すよう強制され、ワイオミング州にあるハートマウンテン移住センターに収容されたキムラ家の数年を描いている。

2008年、製作が開始し、2012年9月、カリフォルニア州サンディエゴで初演された。2015年10月から2016年2月、ブロードウェイで上演された[1]。ブロードウェイ公演の評価は賛否両論だったが、出演者の演技は概ね好評であった[2]

なお題名の「Allegiance」は忠誠、忠義、忠実、献身を意味する。
目次

1 経緯

2 あらすじ

2.1 第1幕

2.2 第2幕


3 プロダクション

4 主要登場人物およびオリジナル・キャスト

5 使用楽曲

6 主な受賞歴

7 脚注

8 外部リンク

経緯

2008年秋、ジョージ・タケイと夫ブラッドはオフ・ブロードウェイで観劇中、偶然ジェイ・クオとロレンゾ・シオンの隣の席となり、舞台芸術への熱意を語り合った。翌日、『イン・ザ・ハイツ(英語版)』で4人はまたも偶然に隣り合った。第1幕後の休憩時間中、クオとシオンはタケイに、家族を守れず悲しむ父親の歌『Useless 』のシーンでなぜそこまで泣いていたのか尋ねた。休憩時間中ずっとタケイは第二次世界大戦中の子供の頃の日系人の強制収容所での経験を明かし、自身の父親が家族を守れなかった無念さを歌に投影したのだと語った。クオとシオンはタケイ家の経験は素晴らしい作品になると考えた[3][4]。主要なブロードウェイ・ミュージカルにはロジャース&ハマースタインの3作品、『太平洋序曲』、『ミス・サイゴン』などアジア人やアジア系アメリカ人を扱っているものがあるが、『アリージャンス』はアジア系アメリカ人の視点、製作、演出により、キャストのほとんどがアジア人である初のブロードウェイ・ミュージカルとなることが見込まれた[5]
あらすじ
第1幕


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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