アリババ・ピクチャーズ
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アリババ・ピクチャーズ・グループ
Alibaba Pictures Group Limited現地語社名阿里巴巴影?集?有限公司
種類
株式会社
業種映画
前身チャイナビジョン・メディア・グループ
(文化中國傳播集團有限公司)[1]
設立2009年[1]
創業者董平[1]
本社朝陽区[2]北京市[2]中国
主要人物樊路遠(会長兼CEO)[3]
親会社アリババグループ
子会社アンブリン・パートナーズ(少数株)
ウェブサイト ⇒http://www.alibabapictures.com/simp/0-home.html

アリババ・ピクチャーズ・グループ(簡体字中国語: 阿里巴巴影?集?有限公司、英語: Alibaba Pictures Group Limited)はアリババグループ傘下の中国の映画会社。2009年に設立されたチャイナビジョン・メディア・グループ(文化中國傳播集團有限公司、ChinaVision Media Group、以下チャイナビジョン)を前身としており[1]、アリババグループによって株式の過半数が購入された後、現社名に変更された。中国国内では最大の映画会社であり、2015年4月時点での企業価値は87億7000万ドル[4]、同年6月には96億ドルとなっている[5]

国内や海外の映画作品への投資・製作をはじめ、オンラインでのチケット発券サービスの提供、映画作品のマーケティング・配給のサポート事業などを行っている[6]
歴史

アリババ・ピクチャーズ・グループは2014年3月、アリババグループが8億500万ドルで同社の保有していた株式の60%分を取得したことにより、同グループ傘下となった[7]。当初はアリババ・フィルムズ・グループという名前で登記され、のちにアリババ・ピクチャーズ・グループへと変更[8]。2014年6月に、それまでの社名であったチャイナビジョンから公式に現社名へと名称が変更された[9]。社名が変更されるまでの間、当時会長を務めていた創業者の董平と専務取締役の趙超はアリババ・ピクチャーズの役員として記載されていた[10][11]。7月には中国電影集団公司の副社長であったZhang Qiangが、同社のトップに就任するために辞任[12]。月の後半に同社はウォン・カーウァイ監督や香港を拠点とする映画製作企業「Block2」などの映画製作者と映画会社との間で合意を結んでいる[13]

2015年4月には中国のオンラインチケット発券システムの開発会社である「広東粤科軟件工程有限公司」を1億3400万ドルで買収[14][15]、同年11月にアリババグループが映画関連資産として保有していたオンラインチケット発券プラットフォーム「淘宝電影」およびコンテンツ出資プラットフォーム「娯楽宝」を4億7000万ドルで買収した[16][17]。淘宝電影は2016年5月に「淘票票」に改名されている[18]。2016年10月、アリババグループがアメリカの映画会社アンブリン・パートナーズの少数の株式を購入したことで、アリババ・ピクチャーズは中国におけるアンブリン・パートナーズの映画のマーケティング、配給、商品化計画、加えて世界のアンブリン及びドリームワークスの映画へ共同出資する合意を結んだ[19][20][21] 。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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