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出典検索?: "アリゾナ" 戦艦 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2009年10月)
アリゾナ
1920年代の「アリゾナ」
基本情報
建造所ブルックリン海軍工廠
運用者 アメリカ海軍
艦種戦艦
級名ペンシルベニア級
艦歴
発注1913年3月4日
起工1914年3月16日
進水1915年6月19日
就役1916年10月17日[1]
最期1941年12月7日、真珠湾攻撃において戦没[注釈 1]
除籍1942年12月1日
現況アリゾナ記念館として保存
要目(建造時)
基準排水量29,158 トン
全長608フィート (185.3 m)
最大幅97フィート (29.6 m)
吃水29フィート3インチ (8.9 m)
主缶バブコック & ウィルコックス製水管ボイラー×12基
主機パーソンズ式ギアード・タービン×4基
出力33,376馬力 (24,888 kW)
推進器スクリュープロペラ×4軸
最大速力21ノット (39 km/h)
燃料重油
航続距離8,000海里 (15,000 km)/10ノット
乗員1,087名
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Mk 5 14インチ三連装砲(英語版)×4基
Mk 7 5インチ単装速射砲×22基
Mk 7 3インチ単装高角砲(英語版)×4基
21インチ単装魚雷発射管×2基
装甲
舷側:13.5-8インチ (343-203 mm)
隔壁:13-8インチ(330-203 mm)
バーベット:13インチ (330 mm)
砲塔(前面):18インチ (460 mm)
甲板:5インチ (130 mm)
司令塔:16-14インチ (406-356 mm)
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アリゾナ (USS Arizona, BB-39) は、アメリカ海軍の戦艦。ペンシルベニア級戦艦の2番艦。艦名はアリゾナ州にちなむ。その名を持つ艦としては3隻目である。
1941年12月7日の真珠湾攻撃で九七式艦上攻撃機が投下した800kg爆弾が命中、艦前部の火薬庫が誘爆して爆沈した。1,177名の将兵が戦死した[注釈 2]。他の沈没艦はサルベージされたが、本艦は断念された。現在も湾の底に沈没状態で静態保存され、船体上にアリゾナ・メモリアルがある[3]。
艦歴戦艦「アリゾナ」(1931年)
1913年3月4日にアメリカ議会は超弩級戦艦にして標準型戦艦であるペンシルベニア級戦艦2番艦の建造を認可した。「アリゾナ」は1914年3月16日にブルックリン海軍工廠で起工し、1915年6月19日にアリゾナ州プレスコットの名誉市民であるW・W・ロスの娘のエスター・ロスによって命名・進水。1916年10月17日に初代艦長ジョン・ドナルド・マクドナルド大佐の指揮下に就役した。
1916年11月16日にニューヨークを出航した「アリゾナ」はバージニア岬とニューポートで整調訓練を行い、その後グアンタナモ湾に向かった。12月16日にノーフォークに向かい、タンジール・サウンドで砲撃及び水雷防御訓練を行った。1916年のクリスマス前日にブルックリン海軍工廠に帰港し、整調後のオーバーホールを行った。1917年4月3日にオーバーホールが完了。翌日ノーフォークに到着し、第8戦艦部隊に合流した。 1929年5月から、ノーフォーク海軍造船所で近代化改修を開始。砲門の交換・改良や甲板装甲の追加、カタパルトの改良、主機交換、浸水対策などが施された。 1941年(昭和16年)12月7日(日本時間12月8日)、日本海軍の南雲機動部隊から発進した艦上機(総指揮官淵田美津雄中佐、赤城飛行隊長)により真珠湾攻撃が行われた[6]。
近代化改修
真珠湾攻撃真珠湾攻撃開始時、所在艦艇配置図。大爆発を起こした「アリゾナ」。同艦は真珠湾の艦艇群の中でも、もっとも被害が大きかった。[4]空襲後の戦艦横丁。「アリゾナ」は着底して重油が流出し[5]、空襲時に側にいた「ヴェスタル」と「ネバダ」は移動している。