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アリス九號.
2007年、ロサンゼルス公演にて
左から虎、沙我、Nao、将、ヒロト
基本情報
出身地 日本
ジャンルオルタナティヴ・ロック[1]
ポップ・ロック[2][3]
プログレッシブ・ロック[2]
ハードロック[2]
EDM[4]
活動期間2004年 -2023年
レーベルPS music(2004年 - )
徳間ジャパンコミュニケーションズ(2010年 - 2013年)
NAYUTAWAVE RECORDS (2013年)
EMI RECORDS(2014年)
NINE HEADS RECORDS(2015年 - )
事務所PS COMPANY(2004年 - 2014年)
NEXT DECADE(2015年 - )
公式サイトアリス九號. OFFICIAL WEB SITE
アリス九號.(Alice Nine. / アリス ナイン)は、日本のヴィジュアル系[3][5][6]ロックバンド。
2015年から2019年までバンド名をA9(エーナイン)に変更し活動していたが、2019年8月24日から再びアリス九號.に名義を戻した(バンド名変更の経緯については#概要欄を参照)。 2004年に元FatimaのNaoと元Delta Arkの沙我が元ギブスの将と虎に声を掛け、後にヒロトが加わり「アリス九號(アリス ナイン)」として結成された。その年の9月からPS COMPANYに所属し、バンド名表記を「アリス九號」から「アリス九號.」に改める。枠にとらわれない幅広いジャンルの楽曲や[3][6]、ファンと共に「楽しむ」ことを最大限に考えたライブを行っている。最近ではボーカルのみならずメンバー全員で歌うなど、新たな挑戦を試みている。そして2018年5月に行われたライブではメンバー全員が楽器を置きマイクを持ち、ついに踊り始めた。 活動初期のバンドのコンセプトは「和洋折衷」であった為、衣装や楽曲にも和を取り入れていた[6] が、DVDシングル「NUMBER SIX.」あたりからはほぼ全面的に洋を意識したスタイルになり、少なからず変化を遂げた。 バンド名の由来は「アリス」という言葉が持つポップでシニカルなイメージ、陰陽道で最大・最強を示す「九」という言葉、そして「號」という漢字の強さから、ポップさとハードさを兼ね備えた柔軟性のあるアプローチが出来るようにと名付けられる。この名付け親は将であり、本人いわく日本発信のバンドであることを示すためにも、漢字を使いたかったという。また、「不思議の国のアリス」から取ったのではなく、長野まゆみ著の「少年アリス」という本からインスピレーションを受けたという[7]。しかし、上記のことはスタッフと一緒に後付けで考えたものであり、実際には東京アリスのアリスと当時好きだったアパレルブランドのナンバーナインのナインから名付けたものであると語っている。なお他のメンバーからは「アニータさん」や「ROSSO」などという候補が上がっていたがアリスナインが採用された。当初はカタカナ+漢字で「アリス九」という名前にしていたが、初ライブの登録をしに行った際に「坂本九みたいだ」と指摘されその場で「號」を付け足した[8]。 2009年6月以降、「アリス九號.」という表記では、デザイン・見せ方が限定され「見せ方の美学」を全う出来ない、洋楽テイストを取り入れているバンドの実情、元々英語表記のつもりでつけたバンド名、結成5周年という区切りのタイミングで自分達を見つめ直す、という理由からメディア露出時の表記を「Alice Nine」に統一する[6]。ちなみに「.」は画数占いの結果が芳しくなかった為、除去。ただし将曰く、「アリス九號.」でも間違いではなく、メンバーの目の届くファンクラブ等は変更しなくてもいいのではないか、という程のラフな感覚とのこと。 メンバー全員とも10代前半にX JAPANやLUNA SEA[9] に衝撃を受け、ヴィジュアル系に目覚めるきっかけになったと語っている。 バンドの兄貴的存在にKagrra,やthe GazettEが主に挙げられる。特にKagrra,とは一緒にツアーをまわったり、ミニアルバムの「祇園盛者の鐘が鳴る」「華想夢想紙」ではKagrra,の真(Gu)がスーパーバイザーとして楽曲を手掛けるなど、アリス九號.の形成に影響を与えている。
概要