アリエテ_(戦車)
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C-1 アリエテ
性能諸元
全長9.67 m
車体長7.59 m
全幅3.61 m
全高2.50 m
重量54.0 t
懸架方式トーションバー
速度65 km/h(平面路上)
行動距離550 km
主砲44口径120mm 滑腔砲(42発搭載)
副武装MG3/59 7.62 mm 機関銃×2
装甲複合装甲(車体および砲塔前面部)
エンジンIVECO MTCA
V型12気筒スーパーチャージドディーゼル
1250 hp (937 kW)
乗員4 名
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アリエテ(Ariete)は、イタリアの第三世代主力戦車第二次世界大戦後初めての独自開発による設計で、1995年より配備を開始した。

アリエテとは「雄羊座」の意であり、ギリシャ神話主神であるゼウスのとった姿の一つである。
開発の経緯

第二次世界大戦以前から国産戦車を製造・運用してきたイタリアであるが、敗戦後はNATO軍の一員として90mm砲を搭載したアメリカ製のM47パットンや、105mmライフル砲を搭載した西ドイツ製のレオパルト1を使用してきた。1970年代初めにはレオパルト1のライセンス生産を行い、1970年代後半からはレオパルト1A4をベースにした初の国産主力戦車OF-40を独自開発した。OF-40は輸出用戦車として1980年代から1990年代にかけてアラブ首長国連邦を中心に輸出されたが、イタリア軍自身は採用しなかった。

1980年代前半、イタリア陸軍1950年代以来運用して旧式化したM47戦車の更新を迫られた。これに合わせて主力戦車の技術開発力の向上をも図るため、1982年に国内企業に対して国産戦車の開発・生産を依頼することになり、オート・メラーラ社を中心とした国内兵器メーカーのコンソーシアムとの間で開発契約を結んで新型主力戦車の研究・開発を開始した。

コンソーシアムではオート・メラーラ社が主導して1986年に最初の試作車が完成し、1987年2月に陸軍に引き渡された。その後6輌の試作車が製作され、1987年に「carro armato da battaglia C-1 Ariete(C-1 アリエテ主力戦車)」の名称が与えられた後、1990年には陸軍への正式採用が決まった。同コンソーシアムはその後、B1チェンタウロ戦闘偵察車の開発も行なっている。

戦後初めて本格的に開発した国産戦車でありながら、120 mm 滑腔砲複合装甲を採用する戦後第三世代主力戦車である同車は、1994年までに合計300輌の調達が予定されていたが、イタリアの国家財政危機や冷戦終結に伴う国防予算削減の影響を受けて調達計画の先送りおよび削減が行なわれ、結局、1995年から2002年にかけて合計200輌が生産された。200輌の調達が計画されていた発展型の「アリエテMk2」も同様の理由によりキャンセルされている。
設計仕様(開発初期段階)

1982年に開発契約で示された設計仕様は以下の通りである。

120 mm 滑腔砲と最新
射撃管制装置(FCS)を装備

複合装甲を車体と砲塔の要部に備える

走行装置を含む車体の各コンポーネントの性能を西側先進諸国の主力戦車のものと同等とする

開発コンソーシアム

オート・メラーラ社(開発プロジェクトの主統括、主砲)

フィアット社(車体)

イヴェコ社(駆動系)

オッフィチーネ・ガリレオ社[注釈 1](FCS)

その他(車両、鉄鋼、機械 等の国内企業)

構成前面前面背面

圧延鋼板溶接構造による全体に四角いシルエットを持ち、全周旋回式砲塔の前部の避弾経始の傾斜が強く、これが外観上の特徴となっている。


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