アラン・バディウ
Alain Badiou2010年のバディウ
生誕 (1937-01-17) 1937年1月17日(87歳)
フランス保護領 モロッコ・ラバト
時代20世紀の哲学、21世紀の哲学
地域西洋哲学
学派大陸哲学、マルクス主義、ポスト・マルクス主義
研究分野集合論、数学の哲学、政治哲学、メタ政治、存在論
主な概念出来事、数学的存在論、「存在論は数学である」、「L'un n'est pas ("The One is Not")」、「一として数えることcount-as-one」、非審美的、メタ政治、モデル、反哲学
影響を受けた人物
プラトン、カール・マルクス、ゲオルク・カントール、毛沢東、ジャック・ラカン、ルイ・アルチュセール、ポール・コーエン (数学者)、ジャン=ポール・サルトル、ジル・ドゥルーズ、ジャン=フランソワ・リオタール、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、ステファヌ・マラルメ、サミュエル・ベケット、フェルナンド・ペソア、Sylvain Lazarus、ジャン・イポリット、ジョルジュ・カンギレムなど
影響を与えた人物
スラヴォイ・ジジェク、ピーター・ホルワード、サイモン・クリッチリー、レイ・ブラシエ、Sylvain Lazarus、クァンタン・メイヤスー、アルベルト・トスカーノ
アラン・バディウ(Alain Badiou、1937年1月17日 - )は、モロッコ・ラバト出身のフランスの哲学者である。
高等師範学校で哲学を学ぶ。パリ第8大学教授、高等師範学校哲学科教授などを務める傍ら、ジャック・デリダが初代議長を務めた国際哲学コレージュにおいても教鞭をとる。現在(2013年末)は高等師範学校の名誉教授であり、月に一回水曜日に同校にてセミナーを開催している。スラヴォイ・ジジェクらとともにlacan dot comでも活動。 政治哲学においてはマルクス主義を基盤とし、初期はアルチュセール派だったが、後に袂を分かつ。 1968年の五月革命において積極的に活動し、五月革命の精神を受け継ぐ新しい高等教育機関として設立されたヴァンセンヌ実験大学センター(現パリ第8大学)にジル・ドゥルーズらとともに参加したが、ドゥルーズとの間には思想的に激しい対立があった[1]。 学生時代から毛派に属した。のちジャック・ラカンのゼミに参加し、近年の著作にみられるように、精神分析学の理論を独自に発展させている。
経歴