アラモアナセンター(Ala Moana Center) は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルにあるショッピングセンターである。「アラモアナ・ショッピングセンター」とも通称される。近くにアラモアナホテルと隣接している。 4つのデパートや高級ブランドのブティックから、スーパーマーケットや薬局、各国料理のレストランやフードコートまで多数の店舗が営業している世界最大のオープンエアのショッピングモールであり[要出典]、2018年10月現在で361の店舗が入居している。アラモアナセンターは一時、アメリカ最大のショッピングモールであったこともある。 アラモアナセンターの所在するホノルル市アラモアナ地区はかつて湿地帯と池であり、アヒルの養殖などが行われていた[1]。アラモアナセンターはこの地に、1959年10月に開業した[1]。 開業時には東急グループ出資による白木屋がセンターに出店、当時アメリカ50番目の州になったばかりだったハワイに新設された商業施設への投資の先陣をきったことを評価したハワイ州議会は東急グループと白木屋を称える決議を表明している[1]。 アラモアナセンターは1982年、ダイエーの子会社、DEインベストメント社によって、隣接するビルとともに約3億3,000万ドルで買収された[1]。これは、1980年代後半のバブル期まで続いた日本企業におけるハワイ投資ブームの先駆けであった[1]。1995年にダイエーは株の全取得を行い子会社化、1999年夏になるとシカゴを拠点とするGGP社がダイエーから所有権を取得、この際の売買価格は約8億ドルだったとされる[1]。 アラモアナセンターでは、1966年と1990年の2回、大規模な拡張工事が行われている[1]。また、1998年にはニーマン・マーカス、2008年にはノードストロームと、高級デパートが相次いで開業するなど、漸次規模を拡大している[1]。 白木屋を展開していた東急百貨店は2001年にタイを除く海外事業から撤退、現在アラモアナセンターで「白木屋」として営業している店舗は、同年に現地幹部従業員が東急百貨店から僅か1ドルで譲渡を受けて事業を継続しているものである。
概要
テナント
デパート・スーパーマーケット
メイシーズ(Macy's
ニーマン・マーカス(Neiman Marcus
ノードストローム(Nordstrom)2008年3月7日開業
Foodland(食料品スーパー)
Long's Drugs(ドラッグストアー)
白木屋(Shirokiya)上下2フロアに入居しており、上階では日本の弁当を販売しているKZOOがサテライトスタジオ「SHIROKIYA Studio」を置く
宝飾品
ブルガリ
カルティエ
フォリフォリ
ハリー・ウィンストン
スワロフスキー
他
衣類
アバクロンビー&フィッチ
バリー
バーバリー
バナナ・リパブリック
シャネル
コーチ
Crazy Shirts
DIESEL
ディオール
ダナ・キャラン
アルマーニ
ギャップ
グッチ
エルメス
ルイ・ヴィトン
マイケル・コース