アラビアのロレンス
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この項目では、映画について説明しています。「アラビアのロレンス」の異名を持つこの作品のモデルについては「トーマス・エドワード・ロレンス」をご覧ください。

アラビアのロレンス
Lawrence of Arabia
ポスター(1963)
監督デヴィッド・リーン
脚本ロバート・ボルト
マイケル・ウィルソン
製作サム・スピーゲル
デヴィッド・リーン[注 1]
出演者ピーター・オトゥール
アレック・ギネス
アンソニー・クイン
オマー・シャリフ
音楽モーリス・ジャール
撮影フレディ・ヤング
ニコラス・ローグ
編集アン・V・コーツ
配給コロムビア映画
公開 1962年12月10日
1962年12月16日
1963年2月14日(オリジナル版)、1995年2月(完全版)
上映時間207分(オリジナル版)
227分(完全版)
製作国 イギリス[1]
言語英語
アラビア語
製作費$15,000,000
興行収入$70,000,000
配給収入5億9527万円[2]
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『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)は、T.E.ロレンスの生涯とその著書「智恵の七柱(英語版)(1926年)」に基づいた、英国の壮大な歴史映画1962年公開、デヴィッド・リーン監督ピーター・オトゥール主演
概要

実在のイギリス陸軍将校トマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争(アラブ反乱)を描いた歴史映画であり、戦争映画である。日本での公開は1963年2月。

上映時間は207分。主人公の交通事故死で幕が開く衝撃的な冒頭から、彼が失意の内にアラビアを離れる余りに悲痛な終局までを、雄大に描く。その中でも、ロレンスがマッチの火を吹き消した後に砂漠に大きな太陽が昇る場面や、地平線の彼方の蜃気楼が次第に黒い人影となるまでの3分間、敵の要塞を陥落したロレンスが、ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く場面、そして延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景にロレンスが跨ったラクダが駆ける場面等が名シーンとされている。

冒頭(序曲)と休憩とエンディング(終曲)の黒画面に音楽が流れる演出は、当時の大作映画では一般的であった。

オリジナル版制作から実に四半世紀以上が経過した1988年に、再編集を行って完全版が制作された。完全版の上映時間は227分。再編集はリーン監督自らが行い、音声素材が残っていなかった未公開シーンではオトゥールを初めとするオリジナルキャストが四半世紀ぶりに再結集して追加収録を敢行した。それに合わせて楽曲の再編成をしデジタルマスタリングしたものがCDで発売された。だが、劇場公開時のサウンドトラックは経年劣化が激しいことから、スコアを元に再録音されたCDが何枚か発売されている。
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ピーター・オトゥール

ピーター・オトゥール


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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