アライアンス(The Alliance)は、2001年にWWF(現WWE)に存在した一大ヒールユニットの名称である。WCW・ECW連合軍、連合軍、チーム・アライアンスなどと呼ばれることもある。 2001年3月にWWFが長年のライバル会社であったWCWに関する権利を買い取った際、WWF会長ビンス・マクマホンの息子シェイン・マクマホンがビンスを出し抜きWCWを買収しオーナーとなった(設定上)。以降2人は両団体のオーナーとして対立する。 7月9日の『RAW is WAR』に元ECWのロブ・ヴァン・ダムとトミー・ドリーマーが乱入。さらにはECW崩壊後WWFに所属していた元ECW選手も集まり、リング上にいたケインとクリス・ジェリコを襲撃した。そしてかつてのECWオーナー、ポール・ヘイマンがECWの復活を宣言。このECWの侵攻をビンスとシェインは協力して食い止めるかと思われたが、シェインはWCWレスラーを引き連れECWと組み、アライアンスを結成する。そしてビンスの娘であるステファニー・マクマホンがECWオーナーとなった。その後7月22日のPPV『インベイジョン』ではストーン・コールド・スティーブ・オースチンが、以降もクリスチャン、ウィリアム・リーガルなどが次々とWWFを裏切り、さらに11月にはカート・アングルがアライアンスに加入。 WWFとアライアンスは11月18日の『サバイバー・シリーズ2001』で決着をつけることとなる。メインイベントのイリミネーション・マッチではカートがアライアンスを裏切り(実際はビンスがスパイとしてアライアンスに送り込んでいた)、オースチンを襲撃。試合はWWFが勝利し、アライアンスは消滅した。
概略
主なメンバー
WCW
シェイン・マクマホン(WCWオーナー)
ブッカー・T
ダイヤモンド・ダラス・ペイジ
ザ・ハリケーン
チャック・パルンボ
ショーン・オヘア
クリス・キャニオン
ショーン・スタージャック
チャボ・ゲレロ・ジュニア
ヒュー・モラス
ビリー・キッドマン
ステイシー・キーブラー
トリー・ウィルソン
チャールズ・ロビンソン(レフェリー)
ニック・パトリック(レフェリー)
ランス・ストーム
ECW
ステファニー・マクマホン(ECWオーナー)
ポール・ヘイマン
ロブ・ヴァン・ダム
トミー・ドリーマー
タズ
ババ・レイ・ダッドリー
ディーボン・ダッドリー
ライノ
レイヴェン
ジャスティン・クレディブル
WWFからの造反組
ストーン・コールド・スティーブ・オースチン
デブラ
ウィリアム・リーガル
クリスチャン
テスト
モーリー・ホーリー
テリー・ラネルズ
アイボリー