アユタヤ歴史公園
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ワット・プラシーサンペット
ワット・プラシーサンペット
所在地アユタヤ県
登録日時1976年
歴史区分アユタヤ王朝
公式サイト ⇒文化省芸術局(タイ語)
アユタヤ歴史公園
(英: Ayutthaya Historical Park)の地図
アユタヤ歴史公園(アユタヤれきしこうえん)は、タイのアユタヤにあるアユタヤ王朝の遺跡群。ユネスコの世界遺産に「古都アユタヤ」(英: Historic City of Ayutthaya)として登録されている[1][2]。
概要「アユタヤ」、「アユタヤ県」、および「アユタヤ王朝」も参照
アユタヤ遺跡群は、チャオプラヤー川とその支流であるパーサック川、ロップリー川に囲まれた中州に集中している。これは、敵からの防御を考えて中心部の回りに運河を掘ったことによるものである。ワット・プラシーサンペット、ワット・ローカヤスターラームなどの寺院跡、王宮跡が残る。
これらの遺跡を作ったのは1351年 - 1767年に存在したアユタヤ王朝である。この王朝は、ナーラーイ王時代には現在のラオス、カンボジア、ミャンマーの一部を領有するほどの勢力を持っていた。中心都市であるアユタヤは、流れの穏やかなチャオプラヤー川に位置し、貿易に持ってこいの地形であった。この貿易に適した地で、王はその独占貿易で莫大な利益を収め、同時に上座部仏教を信仰していた王は、この莫大な利益をもとに数々の寺院(ワット)を作り出した。しかし、1767年のビルマ(ミャンマー)のコンバウン王朝による攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅した[3]。同時にアユタヤ市内の建造物や石像は徹底的に破壊され、ほとんどの寺院は廃寺となり、王宮も台座を残すのみとなった。世界的にみてアユタヤの建造物の多くが比較的新しい建造物であるにもかかわらず、そのほとんどが煉瓦のみになっているのは、このためである。 古都アユタヤ ※
世界遺産
(タイ王国)
ワット・プラシーサンペット
英名Historic City of Ayutthaya
仏名Ville historique d'Ayutthaya
登録区分文化遺産
登録基準(3)
登録年1991年
備考タイ政府およびユネスコは遺産の具体的物件を明記していない。
公式サイト世界遺産センター
地図
使用方法・表示
1967年、アユタヤ遺跡の中心地域が正式にタイ芸術局により歴史公園に指定された。その後、1991年には芸術局によるユネスコへの推薦があり、歴史公園は世界遺産(文化遺産)に登録された。
登録基準からの翻訳、引用である)。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
主な遺跡・場所ワット・マハータートワット・マハータートにある仏頭ワット・タンミカラートワット・チャイワッタナーラーム
歴史公園内の遺跡(世界遺産)
王宮(ドイツ語版