アメリカ学会
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アメリカ学会 (アメリカがっかい、The Japanese Association for American Studies) は、アメリカ合衆国に関する学術的研究を行うことを目的とする学会である(アメリカ学会規約第2条)[1]。現会長は津田塾大学学長の高橋裕子(任2018年 - 2020年)[2]
目次

1 概要

2 会員

3 役員

3.1 歴代会長


4 年次大会

5 学会刊行物

6 清水博賞

7 脚注

8 外部リンク

概要

東京大学法学部教授の高木八尺慶應義塾大学法学部教授の藤原守胤らが設立[3]した、旧「アメリカ学会」[4]を前身とする。会長は、1966年に同学会が改組されるまで高木が一貫して務めた[5]

1966年1月、現在のアメリカ学会が設立された[6]。2000年4月現在の会員数は1146人[7]

事務局は東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター内にある[6][8]
会員

アメリカ学会の会員には、会の目的に賛同し事業に協力する個人または団体がなることができる。会員は、普通会員、維持会員および名誉会員の3種に分類される(規約第4条)[1]

普通会員となるためには、大学院修士課程修了ないしそれと同等以上の資格ないし研究歴・研究実績をもつことを要し(内規I.(1))[1]、会員2名の推薦と理事会の承認を得なければならない(規約第5条)[1]。会費は年額8000円。ただし、大学院生会員の場合は年額6000円(規約第5条)[1]。維持会費年額1口(3万円)以上を納める会員は維持会員の、一時に10口以上を寄付する会員は終身維持会員の資格を得る(規約第6条)[1]。本学会の事業遂行に顕著な貢献ありとして理事会に推挙された者は、名誉会員となる。名誉会員は会費の納入を免除される(規約第7条)[1]。年会費を3年間滞納すると退会処分となる(内規I.(3))[1]
役員

規約に定められた役員の種別と人数は、会長1名、副会長2名、常務理事9-12名、理事35-40名、監事3名、評議員30-50名である。任期は2年で重任を妨げないが、常務理事の場合は連続3期まで(規約第8条)[1]。会長・副会長および常務理事は、理事の互選で決定する。理事は35名を会員の選挙により選出し、5名以内を地域や専攻分野等を考慮して会長の推薦により理事会で決定する。評議員は理事会の推薦により会員の中から会長が指名委嘱する。監事は会員の選挙により選出する(規約第9条)[1]
歴代会長

アメリカ学会の歴代会長は以下の通り[5]

氏名在任時期所属大学(在任当時)専門分野
高木八尺1947年 - 1966年東京大学米国政治史
松本重治1966年 - 1968年国際文化会館日米関係
上野直蔵1968年 - 1970年同志社大学中世米文学
小原敬士1970年 - 1972年関東学院大学米国経済史
清水博1972年 - 1974年立教大学米国史
中屋健弌1974年 - 1976年成蹊大学米国史
菅泰男1976年 - 1978年京都大学英米文学
久保田きぬ子1978年 - 1980年成蹊大学米国憲法
斎藤真1980年 - 1982年東京大学(1981年まで)・国際基督教大学米国政治史
今津晃1982年 - 1984年京都大学米国史
嘉治元郎1984年 - 1986年東京大学米国経済
本間長世1986年 - 1988年東京大学政治文化論、アメリカ思想史
榊原胖夫1988年 - 1990年同志社大学交通経済学
井出義光1990年 - 1992年筑波大学米国地域史


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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