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大陸横断鉄道(たいりくおうだんてつどう、Transcontinental Railroad)は、広義では大陸の端から端までをつなぐ鉄道網一般を指す。ただし、鉄道網が縦横無尽に発達しているヨーロッパ大陸を横断する鉄道は通常はこれには含まれない。
目次
1 アメリカ大陸
1.1 パナマ
1.2 アメリカ合衆国
1.3 カナダ
1.4 南アメリカ
2 ユーラシア大陸
3 オーストラリア大陸
4 アフリカ大陸
5 脚注
アメリカ大陸
パナマ
1855年にパナマ地峡に建設されたパナマ地峡鉄道は、大西洋と太平洋とを最初に結んだ鉄道である。長さは 77 km(48マイル)である。
アメリカ合衆国 電化区間を行くEP-2型電気機関車/1925年の時刻表
アメリカ合衆国では、東海岸(メキシコ湾岸を除く)から西海岸までの路線を一つの会社が通して所有したことは過去になかった。これは東部の鉄道会社が西部の線路まで保有すれば、他の鉄道会社の路線への相互乗り入れが難しくなるためである。現在でも、ミシシッピー川をはさんで東西に2つずつの大きな鉄道会社がある。このため、アメリカ合衆国で大陸横断鉄道といえば、ミシシッピー川の西側の、中西部と西海岸とを結ぶ路線のことを指す。
1869年、最初の大陸横断鉄道が開通した。ユニオン・パシフィック鉄道とセントラル・パシフィック鉄道による路線が、オマハからサクラメントまでの 2,826 km(1,756マイル)を結んだ。
1882年、アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道が、カンザス州アッチソンからニューメキシコ州デミングまでの路線を完成させ、東部とロサンゼルスとをつなぐ第二の路線となった。
1883年、サザン・パシフィック鉄道が、ニューオーリンズとロサンゼルスとの間で開通し、メキシコ湾岸から太平洋までをつないだ。
1883年、ノーザン・パシフィック鉄道が、シカゴとシアトルとをつないだ。
1893年、グレート・ノーザン鉄道が、ジェームズ・ジェローム・ヒルによって連邦の財政援助を受けずに建設された。セントポールとシアトルの間を結んだ。
1909年、シカゴ・ミルウォキー・セントポール・パシフィック・ロード(ミルウォーキーロード)が、シアトルまでの延伸を完成させた。
1900年代に、ジョージ・グールドは大陸を横断する経路を計画し、1909年にサンフランシスコからオハイオ州トレドまでが繋がった。これはウエスタンパシフィック鉄道