海軍長官
海軍省紋章
現職者:
カーロス・デル・トロ
就任日: 2021年8月9日
初代ベンジャミン・ストッダート
設置日1798年6月18日
公式サイト ⇒Official Website
合衆国海軍長官旗チャールズトーマス(海軍長官在籍期間1954?1957)のサイン
アメリカ合衆国海軍長官(アメリカがっしゅうこくかいぐんちょうかん、英語: Secretary of the Navy)は、海軍省のトップであり、海軍省の指揮監督を行う[1]。1947年までは内閣の閣僚であったが、国防総省と国防長官の設置後はその指揮監督下に置かれることとなった[1]。海軍軍人及び海兵隊員は海軍長官を非公式にSECNAV(セクナヴ)と呼ぶ。 海軍長官は合衆国法典第10編の規定の下、大統領が指名及び上院の助言と承認(advice and consent)を受けた文民が就任する[2]。原則として軍を退役して5年以内の者は指名されない[2]。 海軍長官は海軍省の全ての事務を指揮・監督する権限・義務を負っている。すなわち海軍省・海軍の人員を補充・組織・供給・装備・訓練・動員・復員させることができる[2]。また海軍の艦船・施設・設備についての建造・支給・修理を監督する[2]。 代氏名在任期間大統領
職務
歴代海軍長官(内閣)
1ベンジャミン・ストッダート1798年6月18日1801年3月31日ジョン・アダムズ
2ロバート・スミス1801年7月27日1809年3月4日トーマス・ジェファーソン
3ポール・ハミルトン1809年5月15日1812年12月31日ジェームズ・マディソン
4ウィリアム・ジョーンズ1813年1月19日1814年12月1日
5ベンジャミン・ウィリアムズ・クラウニンシールド1815年1月16日1818年9月30日ジェームズ・マディソン
ジェームズ・モンロー
6スミス・トンプソン1819年1月1日1823年8月31日ジェームズ・モンロー
7サミュエル・サウサード1823年9月16日1829年3月4日ジェームズ・モンロー
ジョン・クインシー・アダムズ
8ジョン・ブランチ1829年3月9日1831年5月12日アンドリュー・ジャクソン
9レヴィ・ウッドベリー1823年5月23日1834年6月30日
10マーロン・ディカーソン1834年7月1日1838年6月30日アンドリュー・ジャクソン
マーティン・ヴァン・ビューレン
11ジェイムズ・ポールディング1838年7月1日1841年3月4日マーティン・ヴァン・ビューレン
12ジョージ・バジャー1841年3月6日1841年9月11日ウィリアム・ハリソン
ジョン・タイラー
13エイベル・アップシャー1841年10月11日1843年7月23日ジョン・タイラー
14デイヴィッド・ヘンショウ1843年7月24日1844年2月18日
15トマス・ギルマー1844年2月19日1844年2月28日
16ジョン・ヤング・メイソン(1期目)1844年3月26日1845年3月4日
17ジョージ・バンクロフト1845年3月11日1846年9月9日ジェームズ・ポーク
18ジョン・ヤング・メイソン(2期目)1846年9月10日1849年3月4日
19ウィリアム・プレストン1849年3月8日1850年7月22日ザカリー・テイラー
20ウィリアム・アレクサンダー・グラハム1850年8月2日1852年7月25日ミラード・フィルモア
21ジョン・ペンドルトン・ケネディ1852年7月26日1853年3月4日
22ジェイムズ・ドビン1853年3月8日1857年3月4日フランクリン・ピアース