アメリカ合衆国の州と海外領土のモットーの一覧
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カリフォルニア州のモットー「Eureka」が取り入れられた州章

アメリカ合衆国の50のには、それぞれのモットー(標語)がある。これはコロンビア特別区や3つの海外領土にもあてはまる。モットーは、州として住民がまとまる動機や目的を大まかに、しかし公式に表現するための言葉である。このモットーは、州章(英語版)や州旗に書かれていることもあり、州法で正式に定めている州もあるが、そうでない場合は単に州章のデザインの一部というだけである。アメリカ合衆国自体のモットーは、In God We Trust(我ら神を信ず)であり、議会で標語とすることが宣言されたうえで1956年7月30日に当時の大統領ドワイト・アイゼンハワーが法案に署名し、正式に国家のモットーとなった[1]E Pluribus Unum(「多から一へ」を意味するラテン語)は1782年にアメリカ合衆国の国璽への採用が承認されたが、法律にもとづいて国のモットーになったわけではない。

サウスカロライナ州には公式なモットーが2つあり、どちらもラテン語である[2]ケンタッキー州ノースダコタ州バーモント州にもモットーが2つあり、そのうち1つだけラテン語で後はすべて英語である[3][4]。それ以外の州と領土はモットーを1つだけ持っている。例外はグアム北マリアナ諸島で、これらの自治領にはモットーがない[5][6]。州のモットーに使われている言語では英語とラテン語が最も多く、25の州と領土が使用している。7の州と領土はそれぞれ別の言語のモットーを採用しており、この言語は重複していない。8の州と2の領土はモットーを州の25セント硬貨に記載している。38の州と4の領土が、モットーを州章に採用している。

日付は、遡れる限りで、モットーが正式に使われた古い用例のものである。州によってはモットーを正式定めてはいないが、正式な州章には用いている。その場合は、州章に採用された日付とした。現在のモットーを最も古くから使っているのがプエルトリコの「Johannes est nomen ejus」(彼の名はヨハネ)で、これは1511年に入植したスペイン人が与えた言葉である[7]
州、連邦自治区、海外領土のモットー

州名モットー日本語言語日付出典
 
アラバマ州Audemus jura nostra defendere我ら恐れず権利を守るラテン語000000001923-01-01-00001923年[8]
 アラスカ州North to the future未来は北にあり英語000000001967-01-01-00001967年[9]
 アメリカ領サモアSamoa, Muamua Le Atuaサモアよ、神を第一にせよサモア語000000001973-01-01-00001973年[10]
 アリゾナ州Ditat Deus神が豊かにするラテン語000000001863-01-01-00001863年[11][12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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