アメリカ合衆国の国際関係
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アメリカ合衆国の国際関係(アメリカがっしゅうこくのこくさいかんけい)では、アメリカ合衆国と諸国家との関係について述べる。

アメリカ合衆国(以下、便宜上「米国」の表記も同義の語として用いる)は多くの国々と正式に国交を樹立している。目次

1 オセアニア

2 南北アメリカ

2.1 カリブ地域


3 アジア

3.1 東アジア

3.2 東南アジア

3.3 中央アジア

3.4 南アジア

3.5 西アジア


4 ヨーロッパ

5 アフリカ

5.1 北アフリカ

5.2 サハラ以南のアフリカ


6 脚注

7 外部リンク

オセアニア

国国交樹立年備考
オーストラリア1940[1]「en:Australia?United States relations」を参照。

オーストラリアはアメリカ合衆国の親密な同盟国であり[2]、慣習的にはイギリス連邦加盟国である。イギリスのアジアにおける影響力が弱まると、1942年以降、オーストラリアはアメリカ合衆国との関係を強め、現在の信頼に足るアメリカ合衆国の同盟国としての地位を築き上げた。政治レベルでは、ANZUS(太平洋安全保障条約)とAUSFTA(米豪自由貿易協定)により米豪関係は確固たるものとなっている。[要出典]
フィジー1971[3]「en:Fiji?United States relations」を参照。

2006年12月に勃発したクーデター政権を掌握したフィジーの無選挙政府に対して、アメリカ合衆国は否定的な立場をとっているため、両国の関係は現在芳しくない。このクーデターの後、アメリカ合衆国はフィジーへの250万ドルの援助を保留している[4]
 キリバス1980[5]「en:Kiribati?United States relations」を参照。

キリバスとアメリカ合衆国の関係は良好である。キリバスは1979年に独立した際、アメリカ合衆国と友好条約を結んだ。キリバス国内にはアメリカ合衆国の大使館や領事館は設置されておらず、フィジースバにあるアメリカ大使館の職員が在キリバス大使館業務を兼務し、定期的にキリバスを訪れている。アメリカ合衆国の平和部隊は1967年よりキリバスで活動している。現在、40名の平和部隊員がキリバスで任務にあたっている。
マーシャル諸島1986「en:Marshall Islands?United States relations」を参照。

マーシャル諸島はアメリカ合衆国との「自由連合」体制下にある主権国家である。マーシャル諸島とアメリカ合衆国は良好な関係を維持している。10年以上におよぶ交渉の末、マーシャル諸島とアメリカ合衆国は1983年6月25日に自由連合盟約を締結した。この盟約の定めにより、アメリカ合衆国はマーシャル諸島の国防に関して全権を有し、全責任を負う。マーシャル諸島とアメリカ合衆国は共にウェーク島の領有権を主張している。アメリカ合衆国がマーシャル諸島との間に結んでいる盟約は、同国がミクロネシア連邦との間に結んでいるものと同じである。
 ミクロネシア連邦1986[6]「en:Federated States of Micronesia?United States relations」を参照。

信託統治時代の名残から、ミクロネシア連邦においては25以上のアメリカ合衆国の連邦機関が活動を続けている。アメリカ合衆国とミクロネシア連邦は非常に強い関係を持っている。修正盟約の定めにより、アメリカ合衆国はミクロネシア連邦の国防に関して全権を有し、全責任を負う。この安全保障関係は両国の合意によって変更、もしくは終了させることができる。アメリカ合衆国がミクロネシア連邦との間に結んでいる盟約は、同国がマーシャル諸島との間に結んでいるものと同じである。
ナウル1976[7]「en:Nauru?United States relations」を参照。

ナウルとアメリカ合衆国の関係は複雑である。新しい在フィジー大使はナウルに経済開発援助を約束しているものの、キューバ関連やアメリカ合衆国の外交政策をめぐっては合意が得られておらず、またアメリカ合衆国はナウルに大使館を置いておらず、スバにあるアメリカ大使館の職員が定期的にナウルを訪問している。
 ニュージーランド1942[8]「en:New Zealand?United States relations」を参照。

ニュージーランドとアメリカ合衆国との関係は複雑である。歴史的には、第二次世界大戦2010年のカンタベリー地震など、ニュージーランドが国難に遭った際には支援している。ニュージーランドもまた、ベトナム戦争に参戦するなど、アメリカ合衆国に協力している。しかし、ニュージーランドが非核政策を取っているため、国防における両国の協力体制は保留となっている。
パラオ1996[9]「en:Palau?United States relations」を参照。

パラオは50年にわたってアメリカ合衆国の信託統治下に置かれていたが、1994年10月1日に独立した。1978年、文化および言語の相違から、パラオはミクロネシア連邦への加入を否決した。1986年、パラオとアメリカ合衆国は自由連合盟約を結び、これが後のパラオ独立につながった。
 パプアニューギニア1975[10]「en:Papua New Guinea?United States relations」を参照。
 サモア1962[11]「en:Samoa?United States relations」を参照。
 ソロモン諸島1978[12]「en:Solomon Islands?United States relations」を参照。

1978年にソロモン諸島が独立してからも、アメリカ合衆国は同国との親密な関係を継続している。両国は太平洋の地域機構の中で協力関係を築いている。ポートモレスビーのアメリカ大使館に駐在している在パプアニューギニア大使が在ソロモン諸島大使を兼任している。
 トンガ1886; 1972[13]「en:Tonga?United States relations」を参照。
 ツバル1978[14]「en:Tuvalu?United States relations」を参照。


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