アメリカンフットボールの用語集
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アメリカンフットボールの用語集(アメリカンフットボールのようごしゅう)では、アメリカンフットボールで用いられる語について解説する。

米国生まれのスポーツであることから、用語の多くは英語をそのまま用いている。

目次
 
 
 
 
 




アウト・オブ・バウンズ (out of bounds)
フィールドの外部。サイドライン、エンドラインを含む。
アサイメント (assignment)
一つのプレイにおける選手の役割分担。
アテンプト (attempt)
パス、ラン及びキックを試みた回数。attと略される。

イート・ザ・ボール (eat the ball)
クォーターバックがスナップ直後にニーダウンすること。ボールデッドとなるが時計は止まらないので、次のプレー開始まで安全に時間を消費することができる。リードしているチームが、ゲーム終了間際に時間を稼ぐために行う。下記「ニーダウン」参照。
インコンプリート (incomplete pass)
パスプレイにおいて、パスされたボールがだれにもキャッチされずに地面に落ちること。その時点でボールデッドとなり、次のプレイは直前のプレイと同じ位置から開始される。日本語で「(パス)不成功」とも呼ばれる。
インターセプト(intercept)
インターセプト (アメリカンフットボール)参照。
インバウンズ (inbounds)
フィールドの内部。プレイが行われるエリア。フィールド・オブ・プレイ(field of play)、プレーイング・フィールド(playing field)とも。
イエロー・フラッグ (Yellow flag)
反則が起こったときに審判が投げる黄色い布。下記「フラッグ」参照。

ウィーク・サイド(weak side)
ストロング・サイドの反対側のこと。基本的にはタイトエンドのいない側になる。
ウェストコースト・オフェンス (west coast offense)
一言でいうと「より成功率の高いプレイを積み重ねる攻撃」。フィールドを縦横にストレッチした上でのタイミングパスを強調し、シフト/モーションによって、ミスアサイメントやミスマッチを強いる。現代フットボールにおいては、一つの戦術というよりも攻撃理論の基礎に近い。

エンドゾーン (end zone)
フィールド両端にある、エンドラインとゴールライン、サイドラインで囲まれたエリアのこと。ゴールラインはエンドゾーンに含まれる。相手陣のエンドゾーンにボールを持ち込むことでタッチダウンとなる。なお、エンドゾーンにはホームのチームのロゴなどが描かれていることが多い。
エンドライン (end line)
フィールドの長方形を構成する線のうち、短いほう(横方向)の2本の線。エンドラインそのものはアウト・オブ・バウンズとして扱われる。

オーティー ("OT")
オーバータイム (Over time) の略。延長戦のこと。
オーディブル・コール (audible call)
クォーターバックがスナップ前に、ハドルで決めたプレイを変更するため、オフェンスチームのみに通ずる暗号で指示を送ること。暗号には「数字」や「色」等が用いられる。
オプション(option)
ランプレーの一種。あらかじめ複数の選択肢(オプション)が持てるようデザインされており、スナップを受けたクォーターバックは、いずれかのランニングバックにボールを渡すか、あるいは自身がキープしたまま前進を試みるかを状況に応じて判断する。
オフセット(offset)
攻撃側及び守備側が同時に反則を犯したため、どちらのファールも適用されずダウンを再びやり直すこと。相殺ともいう。ただしNFLの場合一方が15ヤード、他方が5ヤードの反則を犯した場合は15ヤードの反則だけが適用される(いわゆる5vs15ルール)。
オンサイドキック(onside kick)
キックオフのボールをキッキングチームが確保することを狙ったキック。有効となるためには10ヤード以上蹴らなければならず、ゲームの終了間際にリードされているチームがどうしても攻撃権を取らなければいけないときに行われる場合が多い。

カットバック (cut back)
ボールキャリアーが守備側の選手を避けるために急激に方向転換すること。
カットブロック (cut block)
守備選手の足元に飛び込んで転ばせるブロックのこと。

キッキング・ティー(kicking tee)
プレースキックの際にボールを乗せるゴム製の台。ボールを支える爪のあるフリーキック用、上面の平坦なフィールドゴール用がある。「ボールの下端とグラウンドの距離(=ティーの高さ)は2インチ以内」とされている。NFLでは、フィールドゴール、セイフティ後のフリーキックでのティーの使用は不可。
キャリー (carry)
ランプレイにおいて、ランニングバック等がボールを持って走ること。統計上は、ランプレイを試みた回数のこと。

クッション (cushion)
スナップされるまでのコーナーバックとワイドレシーバーの距離のこと。クッションを大きく取るほど奥を抜かれにくくなるが、当然ショートパスへの対応も難しくなる。
クラウドノイズ (crowd noise)
観客が声援によりプレイを邪魔すること。ただし、いわゆる
ブーイングとは異なり、応援するチームがディフェンスを行う場合に、相手チームのシグナルコール(オーディブルやスナップカウント)を邪魔するために大声を出す。ホームのチームが有利になる一因であるが、カレッジ・フットボール等では、度が過ぎるとホームチームに「エクセッシブ・クラウドノイズ」(Excessive Crowd Noise、歓声による過剰な妨害)として5ヤードの罰退が課せられる。

ゲイン (gain)
攻撃側のチームがボールを前進させること。また前進により獲得出来た距離の合計。
ゲータレードシャワー (gatorade shower)


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