アメリカズ・ゴット・タレント
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America's Got Talent
ジャンルリアリティ、タレント・コンテスト
原案
サイモン・コーウェル
監督ラッセル・ノーマン
クリエイティブ・ディレクターブライアン・フリードマン
司会者レギス・フィルビン (シーズン1)
ジェリー・スプリンガー (シーズン2?3)
ニック・キャノン (シーズン4?11)
タイラ・バンクス (シーズン12?13」)
テリー・クルーズ (シーズン14?)
審査員ピアーズ・モーガン (シーズン1?6)
ブランディ (シーズン1)
デビッド・ハッセルホフ (シーズン1?4)
シャロン・オズボーン (シーズン2?7)
ホーウィー・マンデル (シーズン5?)
ハワード・スターン (シーズン7?10)
ハイディ・クルム (シーズン8?13、15?)
メル・B (シーズン8?13)
サイモン・コーウェル (シーズン11?)
ジュリアン・ハフ (シーズン14)
ガブリエル・ユニオン (シーズン14)
ソフィア・ベルガラ (シーズン15?)
国・地域アメリカ合衆国
言語英語
シーズン数17
話数410
各話の長さ60?120分
製作
製作フリーマントルメディア・ノースアメリカ
SYCOtv
配給フリーマントルメディア・エンタープライズ

放送
放送チャンネルNBC
映像形式1080i (HDTV) (2009?現在)
放送期間2006年6月21日 (2006-06-21) - 現在
公式サイト

番組年表
関連番組ブリテンズ・ゴット・タレント
オーストラリアズ・ゴット・タレント
カナダズ・ゴット・タレント
Xファクター
ゴット・タレント・エスパーニャ
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『アメリカズ・ゴット・タレント』(: America's Got Talent、略してAGT)は、NBCネットワークで放送されている公開オーディションリアリティ番組

日本にも上陸し、審査員にGACKTや、浜田雅功などその他多くの著名人が出席し、オーディションには今キッズシンガーとして活動している佐藤くららなど数々の秀でた特徴を持つ日本人が出場した。
概要

サイコTVと、FOXアメリカン・アイドルを生んだフリーマントルメディアとの共同制作によりNBCで放送されており、老若男女問わず歌手だけでなく、ダンサー、マジシャン、コメディアンなど様々なジャンルのパフォーマーが賞金100万ドルをかけてオーディションを行なうスター発掘番組である。2006年6月にシーズン1の放送が開始された。シーズン3以降、賞金100万ドル(40年以上の分割も可能)に加え、ラスベガス・ストリップでの公演にメインで出演する権利も授与されるようになった。

視聴者の投票により、アマチュアや世間によく知られていないパフォーマーが世に出る機会となる。このフォーマットはとても人気があり、アメリカやイギリスでよく使われる手法である。

サイモン・コーウェルを中心に製作され、2005年にイギリスで製作された『ポール・オグラディズ・ゴット・タレント』[1] がオリジナルであったが、その後の2007年に『ブリテンズ・ゴット・タレント』を放送することとなるITVとオグラディとの確執により放送延期となった。このような経緯を経てフランチャイズの最初のフル・タイムの番組として2006年よりアメリカ版の放送が始まった。サイモン・コーウェルは元々製作には携わっていたが、同様に係わっていた『アメリカン・アイドル』を放送するFOXはコーウェルが『アメリカズ・ゴット・タレント』の審査員となることを許可しなかった。コーウェルは『アメリカン・アイドル』降板後、2011年からFOXの『Xファクター』のプロデューサーおよび審査員となった。

日本ではDlifeでアメリカン・ネクスト・スターの題名で第6シーズンが放送された。
選考方法
プロデューサーによるオーディション(Producers' auditions)

全米各地でプロデューサーが分担して行なう一般選考。放送には含まれない。ここで合格した参加者たちは、その数ヵ月後に観客を入れた舞台上で行われる番組審査員によるオーディションに参加できる。
審査員によるオーディション(Judges' auditions)

全米各地の劇場で観客を入れて行なわれる二次選考。1シーズンの初回から数回はこの模様が放送される。審査は2012年までは3人、2013年以降は4人の著名な審査員により行なわれ、演技終了後に3人以上の「YES(合格)」を得ると次の段階に進むことができる。審査員一人につき一個、赤いブザーボタンも置かれており、押すと舞台上部に設置されるXライトが赤く点灯。審査員全員のXライトが点灯した場合は、その瞬間に演技は途中で打ち切り、失格となる。ただし、審査員が望めば、ブザーを取り消すこともできる。シーズン3より、多数の観客の反応が審査に影響するようになってきた。まれに、出場者や他の審査員に勝手にブザーを押されてしまうケースもある。
ゴールデン・ブザー(Golden Buzzer)

シーズン9から導入された、審査員テーブルの中央に1つだけ置かれた金色のブザーボタン。これが押されるとステージの背景や照明が青を基調としたものから金色に変わり、金色の紙吹雪が舞う。シーズン9においては、他の審査員が赤のブザーを押して敗退が濃厚になった参加者に対し、強く合格を希望する審査員1名が独断で次ラウンドへの進出を即決出来る救済措置として登場。シーズン10以降はこれを押された参加者はその場でラスベガス・ウィークの免除、準々決勝進出が決定するというシステムに変更された。これにより、救済措置というより、審査員にとって最も印象に残る演技や演技に対する最高評価をしたいという意思表明のような意味や観客に称賛された参加者の象徴という要素が強くなった。また、このシーズンから各審査員(ゲストとして参加する1放送限りの審査員含む)が1シーズンにつき1度だけゴールデン・ブザーを押せるシステムとなり、シーズン11以降は司会者にも押す権利が与えられるようになる。シーズン15においてCovid-19の影響によりゲスト審査員が招待されずゴールデン・ブザーの対象となる参加者が減少したため、シーズン16では審査員全員と司会者の同意がある場合、さらに追加で1回押せるシステムに改められた。
ラスベガス・ウィーク(Judge cuts)

シーズン2より前述のオーディションと後述の生放送の間に、録画放送されるラスベガス・ウィークというオーディションが追加された。このラウンドはラスベガス・ストリップの著名な会場で行なわれる。このオーディションの名称はこれまで「ラスベガス・コールバックス(二次審査)」、「ベガス・ヴァーディクツ(評決または決定)」と呼ばれることもあった。このオーディションはシーズン4を除き一般的に審査員前での舞台演技2回目となり、次の生放送に進むパフォーマンスが選考される。ここで不合格となったとしても、審査員が使う「ワイルドカード」により敗者復活となることもある。

このオーディション以前に審査員の会議により、舞台演技なしで生放送に進む者、舞台演技審査受験者、舞台演技なく不合格となる者に振り分けられる。
YouTubeオーディション

シーズン5から7まであったシステム。審査員オーディションを経ずにYouTubeを介してのオンライン上でのオーディションで、合格した参加者は準決勝前の生放送の一部として観客を入れた会場で審査員の前で舞台演技することとなる。YouTubeオーディションで最も成功したのはシーズン5のジャッキー・エヴァンコで最終的に準優勝となった。

これ以前のシーズン3と4ではMyspaceでのオーディションが可能であった。
生放送(Live shows)

シーズンにより差異はあるが、準々決勝、準決勝、決勝、フィナーレの4段階で優勝者を決定する。

この生中継はシーズン2での20組から60組まで出場数はシーズンによってばらつきがある。このオーディションでは審査員による審査の他に視聴者による投票も行なわれる。シーズン1では審査員が舞台演技途中でやめさせることはできなかったが、「チェック」または「X」をつけることができた。シーズン2から「チェック」は廃止され、審査員は舞台演技途中でやめさせることができるようになった。一般的に生放送の第一段階は事実上の準々決勝となる。YouTubeオーディションのあるシーズンではこのオーディションも実質的に準々決勝に組み込まれる。これ以前に不合格となった者も審査員による「ワイルドカード」で敗者復活しこのオーディションに参加できることもある。これらにより、シーズンによっては順当に進出してきた者にとって獲得可能票数が少なくなることも考えられる。ここで合格した者は準決勝に進み、準決勝で視聴者投票により合格した者はトップ8またはトップ10などシーズンごとに出場者数が変わるラウンドに進む。ほとんどのシーズンで準決勝以降、審査員は合否を決定することはできない。クライマックスの決勝戦にはシーズンによって4組から10組が進出できる。最多得票数による優勝者には100万ドルの賞金と、シーズン3からはラスベガス・ストリップでの公演の機会が与えられる。

シーズン1から6まではロサンゼルスCBSテレビジョンシティから生中継されていた。シーズン7はニュージャージー州ニューアークにあるニュージャージー・パフォーミング・アーツ・センターから、シーズン8はニューヨークにあるラジオシティ・ミュージックホールから生中継された。

シーズン5から決勝戦後、優勝者、準優勝者らは全米25都市をまわるツアー公演を行なうこととなっている[2][3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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