Amedeo Avogadroアメデオ・アヴォガドロ
生誕Lorenzo Romano Amedeo Carlo Avogadro di Quaregna e di Cerreto
(1776-08-09) 1776年8月9日
サルデーニャ王国 トリノ
死没 (1856-07-09) 1856年7月9日(79歳没)
サルデーニャ王国 トリノ
研究分野化学
物理学
研究機関トリノ大学
主な業績アボガドロの法則
アボガドロ定数の由来
影響を
受けた人物ジョン・ドルトン
ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック
影響を
与えた人物スタニズラオ・カニッツァーロ
署名
プロジェクト:人物伝
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Amedeo Avogadro
ロレンツォ・ロマーノ・アマデオ・カルロ・アヴォガドロ(伊: Lorenzo Romano Amedeo Carlo Avogadro、1776年8月9日 - 1856年7月9日[1])は、サルデーニャ王国の物理学者、化学者。分子の研究に貢献し、1811年に発見した同圧力、同温度、同体積の全ての種類の気体には同じ数の分子が含まれるアボガドロの法則で名高い。
サルデーニャ王国(現・イタリア)トリノ出身。1809年にヴェルチェッリ王立大学の物理学教授を務め[2][3]、1820年にはトリノ大学で理論物理学の初代教授を務めた[2][3][4]。
生涯Memoire sur les chaleurs specifiques
1776年8月9日、サルデーニャ王国(現:イタリア)ピエモンテ州トリノに母アンナ(Anna Vercellone)、サルデーニャ王国の要職の法律家で貴族の父フィリッポ・アヴォガドロ(Filippo Avogadro)の元に生まれる。大学では法学と哲学を修め、1796年に教会法に関する論文で学位を修得し、卒業した。その後は数年間、父と同じく法律家、弁護士となり法律事務所を開いた。
1800年頃、数学と物理学に関心を示して研究を始め、1803年にはトリノ科学アカデミー
(イタリア語版)に電気工学に関する初めての論文を提出した。1809年にヴェルチェッリ王立大学の物理学教授を務め、大学でアヴォガドロは精力的に研究を進め、1811年に『物質の基本粒子の相対的質量とこれらの化合比率を決定する一つの方法』という論文をフランスの科学雑誌『コント・ランデュ(フランス語版)』に後に有名となる同圧力、同温度、同体積の全ての種類の気体には同じ数の分子が含まれるアボガドロの法則を発表した(但し「アボガドロの法則」と名付けられたのはアヴォガドロの死後のことであって、当時海外で全く無名だったアヴォガドロの論文は難解であったため学会の相手にされなかった)。