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アムネスティ・インターナショナル
Amnesty International創立者ピーター・ベネンソン
団体種類非政府組織 (NGO)
設立1961年
所在地 イギリス・ロンドン
1 Easton Street, London, WC1X 0DW, UK
北緯51度31分32.9秒 西経0度6分40.1秒? / ?北緯51.525806度 西経0.111139度? / 51.525806; -0.111139
ノーベル賞受賞者
受賞年:1977年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:チリ・ピノチェト政権における国民への弾圧を告発
アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は、国際連合との協議資格をもつ非政府組織(NGO)である。良心の囚人を支援、救済する運動がスタートではあるが、現在は良心の囚人関連以外にも国際法に則った難民の保護・救済活動や死刑の廃止・人権擁護などを啓発する運動[1]を行っている。和名は「国際人権救援機構」。
資金の調達のために、アーティストたちがボランティアで描いたアートカードや便箋などのグッズや活動の内容を紹介する書籍・ビデオなどの販売を行っている。団体名「amnesty」は “大赦” の意。聖書の言葉「暗闇を呪うより一本の蝋燭に火を点せ」にちなみ、有刺鉄線の絡んだ、灯りの点る蝋燭がシンボルマーク[2]。
目次
1 歴史
2 組織
2.1 事務総長
3 活動
3.1 原則と範囲
3.2 情報収集
3.3 報告書
3.3.1 学園浸透スパイ団事件
4 アムネスティ日本について
5 批判・反発
5.1 北朝鮮問題に関して
5.2 民衆法廷運動とアムネスティとの関係
5.3 フジモリ問題に関して
5.4 日の丸、君が代
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
軍事政権下のポルトガルで学生2人がカフェで「自由のために!」と、乾杯したために逮捕されたことに対して、1961年5月28日の新聞に英国の弁護士、ピーター・ベネンソンが記事を投稿したことをきっかけに、多数の人々の支持を得て発足した[3]。国際事務局(本部に相当)を、その発祥地であるロンドンにおく。その組織は国際連合にならって編成されており、事務総長が組織全体の総責任者となっている。 1977年にノーベル平和賞を受賞。また、その翌年の1978年には国連人権賞を受賞している。 2004年現在、国際連合経済社会理事会の諮問機関。欧州連合 (EU) の欧州評議会諮問機関として、約150カ国に220万人以上のメンバーを有する(日本には6000人弱が在籍)[4]。発足から約40年で世界最大の人権擁護のための国際組織へと発展してきた。日本では、内閣総理大臣を辞した佐藤栄作がノーベル平和賞を1974年に受賞しストックホルムで行われた授賞式に赴いており、同時受賞したショーン・マクブライド(アイルランド)に勧められてアムネスティに入会したことを一つのきっかけに、アムネスティの活動が広く知られるようになった。保守本流の有力政治家である佐藤の入会に対しては、日本支部の内部から反発する声も上がったといわれている。 2003年8月7日、従軍慰安婦問題でVAWW-NETジャパンとの連帯を表明して以来、日本のリベラル派NGOとの関係が密接になってきている[5]。
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