アムステルゴールドレース
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アムステルゴールドレース 2006年のレース風景
概要
開催時期4月中旬
開催地域 オランダ リンブルフ州
地域名Amstel Gold Race()
分野ロードレース
カテゴリーUCIワールドツアー
形態ワンデイレース
責任者レオ・ファンフリート
歴史
初回開催年1966年
開催回数54回(2019年)
初代優勝者 ジャン・スタブリンスキ
最多優勝者 ヤン・ラース(5回)
直近優勝者 マチュー・ファン・デル・プール
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アムステルゴールドレース(Amstel Gold Race)とは、、UCIワールドツアーに組み込まれる自転車プロロードレースの一つ。オランダ南東部、マース川沿岸の都市マーストリヒトが舞台となるワンデーレースで、1966年から行われている。最多優勝はヤン・ラース (オランダ)の5回(1977-80、82年)。

コース設定は特に決まってはおらず、開催年ごとに変わっていくが、毎年のように無数の登り坂が設定され、激しいアップダウンをこなさなくてはいけないうえ、コーナーも多く、クラシックの名に相応しい厳しいコースレイアウトがされている。2003年以降はカウベルフ(英語版、オランダ語版)を登り切ってゴールするパターンが定着していたが、後にカウベルフを登り切った数キロ先にゴールが伸ばされ、2017年はゴール直前にカウベルフを登らないコースに変更された。 
エピソード

レース名は
オランダの首都であるアムステルダムとは関係なく、メインスポンサーであるアムステルビールハイネケン傘下)の主力製品ビール「ゴールド」に由来している。

ビールメーカーがスポンサーということで、表彰台では上位3人の選手にアムステルビールが振舞われる。また、スタート前にはサポートカーや選手に対し、アルコール検査を実施することがあり、大会公式サイトでも年齢確認がある。

連続するアップダウンによって、選手は激しく消耗するため、必ずしもスプリント力が強いものが優位になるとは限らない。そのため93年のヤールマンや95年のジャネッティ、99年のボーヘルトのように登りに強い選手が、一騎討ちスプリンターを打ち負かすという珍しい光景が、まま見られた。カウベルフ(英語版、オランダ語版)を登り切ってゴールする2003年以降はパンチャーオールラウンダーが勝利する例が多くなっている。

日本人最高順位は2014年に出場した新城幸也の10位。

歴代優勝者

年優勝者国
2019
マチュー・ファン・デル・プール オランダ
2018ミカエル・ヴァルグレン デンマーク
2017フィリップ・ジルベール ベルギー
2016エンリコ・ガスパロット イタリア
2015ミハウ・クフャトコフスキ ポーランド
2014フィリップ・ジルベール ベルギー
2013ロマン・クロイツィガー チェコ
2012エンリコ・ガスパロット イタリア
2011フィリップ・ジルベール ベルギー
2010フィリップ・ジルベール ベルギー
2009セルゲイ・イワノフ ロシア
2008ダミアーノ・クネゴ イタリア
2007シュテファン・シューマッハー ドイツ
2006フランク・シュレック ルクセンブルク
2005ダニーロ・ディルーカ イタリア
2004ダヴィデ・レベッリン イタリア


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