アマルテア_(衛星)
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アマルテア
Amalthea

アマルテア
ガリレオ撮影)
仮符号・別名Jupiter V, J 5,
Barnard's star
軌道の種類内部衛星群
発見
発見日1892年9月9日
発見者E. E. バーナード
軌道要素と性質
平均公転半径181,365.84 ± 0.02 km[1]
近木点距離 (q)181,150 km
遠木点距離 (Q)182,840 km
離心率 (e)0.00319[1]
公転周期 (P)11 時間 57.4 分
(0.4981 日)[1]
軌道傾斜角 (i)0.374°[1]
木星の衛星
物理的性質
三軸径250 × 146
× 128 km[2]
平均半径183.5 ± 2.0 km[2]
表面積3.976 ×105 km2
質量7.43 ×1018 kg
木星との相対質量3.913 ×10?9
平均密度0.857 ± 0.099 g/cm3[2]
表面重力0.066 m/s2
(0.00673 G)
脱出速度~0.061 km/s
自転周期11 時間 57.4 分
(公転と同期)[2]
絶対等級 (H)14.1
アルベド(反射能)0.090 ± 0.005[3]
表面温度~122 K
Template (ノート 解説) ■Project

アマルテア[4][5](Jupiter V Amalthea)は、木星の第5衛星。2018年までに発見された衛星の中で内側から3番目の軌道を回っている。同様にガリレオ衛星より内側を回っている木星内部衛星群をアマルテア群と呼ぶことがある。

名前はギリシア神話に登場する、ゼウスを育てたニンフの一人アマルテイア (Amaltheia) に由来し、発見後まもなくカミーユ・フラマリオンによって提唱された。しかし正式に命名されたのは1975年で、それ以前は単にJupiter Vという名で知られていた。俗にバーナード星とも(ただしこの呼称はへびつかい座の恒星の方を指すことが多い)。なお小惑星帯小惑星(113)にも同名の アマルテアが存在する。
発見と観測

アマルテアは、1892年9月9日エドワード・エマーソン・バーナードによってリック天文台の91 cm屈折望遠鏡を用いて発見された。撮影された写真中からではなく目視による直接観測で発見されたものとしては最後の衛星であり、また1610年にガリレオ・ガリレイガリレオ衛星を発見して以降では最初に発見された木星の衛星である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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