アマチュア無線
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shack(シャック、radio shack)の一例。本来「あばら小屋」を意味する「shack」が、転じてアマチュア無線家が無線機を置いて通信する部屋、いわゆる無線室(通信室)も指すようになった。無線局の一例小規模局の一例。机上に無線機が一台。場所は何と台所アンテナ空中線)の一例通信でではなく、直接面会して旧交を温め合う2人のアマチュア無線家。ギリシャ・レスボス島、ミティリーニにあるSV8DTDのオーナーと訪問者

アマチュア無線(アマチュアむせん:Amateur Radio、Ham Radio、Ham、等)とは、金銭上の利益のためではなく、専ら個人的に無線技術に興味を持ち、免許状を許可された者が行う自己訓練、通信及び技術研究のための無線通信業務、である[1]
概要

アマチュア無線は、国際法上は無線通信規則に倣い「金銭上の利益のためではなく、専ら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信及び技術研究のための無線通信業務」と定められている[1]

日本においては、電波法施行規則において「金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究その他総務大臣が別に告示する業務を行う無線通信業務」と定められている(第三条十五)。


個人で行う無線通信業務であって、無線電信無線電話であったものが、さらに画像映像通信、月面反射通信、デジタル通信でも運用される[2]

アマチュア無線局の運用に当たってはアマチュア無線技士の無線従事者免許証が必要であり、無線局の開局には無線局免許状が必要である[3]
免許証

開局するにあたり無線従事者免許証と、その無線業務に従事する事を許可した証となる、アマチュア局の免許状を受ける必要がある。

無線従事者免許証は、アマチュア業務に必要な知識の理解と知識を認定する試験に合格した者に与えられる[4]
各国の免許証制度

アマチュア無線
英名 Amateur radio

実施国 世界
資格種類国家資格
分野無線
試験形式筆記試験
認定団体郵便・電気・情報通信主管庁
後援国際電気通信連合
根拠法令国際電気通信連合憲章
国際電気通信連合条約
公式サイト ⇒Amateur services page(英語)
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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日本

アマチュア無線従事者の免許取得

相当の技術・技能・法律知識を持っている試験合格者に与えられる。

相当の技術基準を満たしている無線設備に与えられる。 
詳細は「
アマチュア局の開局手続き」を参照

アマチュア無線技士の区分

第一級アマチュア無線技士(略称:1アマ)

第二級アマチュア無線技士(略称:2アマ)

第三級アマチュア無線技士(略称:3アマ)

第四級アマチュア無線技士(略称:4アマ)

このほかに、第三級海上無線通信士以外の無線通信士および陸上無線技術士は、アマチュア無線技士と同等以上とされ、業務に対するアマチュア業務を行う。詳細は「総合無線通信士#操作範囲」、「海上無線通信士#操作範囲」、「航空無線通信士#操作範囲」、および「陸上無線技術士#操作範囲」を参照
個人局と社団局

アマチュア局の無線局免許には

個人が局するアマチュア局は個人局(1950年より)

二人以上で構成し開局するアマチュア局は社団局(1959年より)通称はクラブ局

の二つがある。

企業等が営利法人等として 免許状を無線機から適切に設置せず、営利活動等をしたら電波法違反になる。
呼出符号(コールサイン)

基本的に「JA1A××」のように、(日本に分配された国際呼出符字列の頭2文字)+(地域番号の1数字)+(2または3英字)で構成されている。記念局などの地域番号以降は、この限りでない。詳細は「日本の呼出符号#アマチュア局」、「呼出符号#アマチュア無線」、および「識別信号」を参照
空中線電力

電波法施行令に、アマチュア局の業務に必要な最小の電力で運用する事と法規にある。他の業務用電力局、送信所などと同じく総務大臣免許があるが、個人(団体)が運用する無線局では、実際の業務から、短波以外の波長においては大出力の月面反射通信専用設備で許可する[5]
ゲストオペレータ制度

アマチュア業務を行うことが可能なアマチュア無線従事者以外のものが、ある条件の下でアマチュア局の運用をすることがある。詳細は「アマチュア局#操作」を参照
米国

下位資格から順に次の種類に分かれている。所管は連邦通信委員会 (en:U.S. Federal Communications Commission)。

ノビス(Novice)級(2000年4月廃止)

テクニシャン(Technician)級 - 日本での3・4級に相当

ゼネラル(General)級 - 日本での2級に相当

アドバンスド(Advanced)級(2000年4月廃止)

アマチュア・エクストラ(Amateur extra)級 - 日本での1級に相当

2000年にノビス級、アドバンスト級は廃止されたが、これらの試験および新規の資格付与を行わないという意味であって、当該資格を既に取得している者には影響は及ばない(日本の旧第二級が「電話級」を経て現在は「第4級」と読み替えられているのと同じ)。

試験はElementと呼ばれる単位に分かれている。従前はテクニシャン級以外はモールス符号の試験が課されたが、2000年にElement 1に簡素化・統合され2007年に廃止された。

Element 1(モールス)(廃止)5語/分の速度のモールス符号を受信し、内容に関する質問に10問中8問の正解、または25文字連続の正確な書取りで合格。

Element 2(テクニシャン級)35問中26問で合格。

Element 3(ゼネラル級)35問中26問で合格。

Element 4(エクストラ級)50問中37問で合格。

これらは、四年周期で見直される。

試験は下位の資格から受験する事となっている[注釈 1]

テクニシャン級の取得には、Element 2のみ

ゼネラル級の取得には、Element 2とElement 3

エクストラ級の取得には、Element 2からElement 4

のすべてに合格する事が必要である。一日で全てを受験することもできる[注釈 2]

従前はElement 2とElement 1に合格した場合には上位資格に許可される周波数帯域の一部が運用できた。

資格区分を問わず最大1.5kWの空中線電力を扱えるが、状況が合わない場合はコールサインを変えることができる。ただし、コールサインの変更は資格保持者の任意であるコールサインでは判断が困難な場合[注釈 3]がある。
ノーコード・ライセンス


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