アホガール
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アホガール


ジャンル学園ギャグ4コマ少年漫画
漫画
作者ヒロユキ
出版社講談社

その他の出版社
青文出版社

掲載誌週刊少年マガジン
別冊少年マガジン
レーベル講談社コミックス
発表号週刊:2012年52号 - 2015年12号
別冊:2015年7月号 - 2018年1月号[1]
巻数全12巻
アニメ
原作ヒロユキ
総監督草川啓造
監督玉木慎吾
シリーズ構成あおしまたかし
キャラクターデザイン石川雅一
音楽吟(BUSTED ROSE)
アニメーション制作ディオメディア
製作アホガール製作委員会
放送局TOKYO MXBS11ほか
放送期間2017年7月 - 9月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『アホガール』(AHO-GIRL)は、ヒロユキによる日本漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2012年52号から2015年12号まで連載したあと、作者の体調不良により同社の『別冊少年マガジン』に移籍して2015年7月号から2018年1月号まで連載[1]
概要

とてつもなく頓珍漢なヒロイン女子高生花畑よしこが、幼馴染の少年、阿久津明をはじめとする周囲の人物をトラブルに巻き込んでは明から突っ込みを受ける、もしくは(鉄拳)制裁されるといったものが通例となる痛快で残念なギャグ漫画である。基本的にはテンションの高いスラップスティックで大雑把なコメディが描かれている。

当初連載していた『週刊少年マガジン』では四コマ形式で基本1回当たりにつき11本掲載されていたが、『別冊少年マガジン』移籍後の第7巻(「その98」)以降は四コマ形式をとっておらず一話完結のストーリー形式で進行している(但し、それ以前にも特別編ではストーリー形式であったほか、第10巻修学旅行編3は四コマ形式であった)。

作中では連載開始時高校1年生であった主人公らが2年生へと一学年進級しており、同時に一部キャラクターが留年するなどしている[注 1]

作者によると、2016年の夏ごろには既に完結させることを決めており、連載が長期化したことで「一旦休んで次回作に取り組む」ため完結させた[1]。単行本は全12巻[1]だが、第10巻から第12巻にかけては2017年10月から3ヶ月連続で発売された。2017年12月時点で累計発行部数は150万部を記録している[2]
あらすじ

学力テストで5教科全て0点を取るほど頭が悪い空前絶後のアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず、それがもとであっくんから制裁や突っ込みをうけることがしばしば。クラスメイトの隅野さやか、よしこの自称舎弟になる不良・黒崎龍一、よしこの母・よしえ、あっくんの妹・瑠璃、あっくんに思いを寄せる風紀委員長、あっくんを嫌うギャル3人組、男装したよしこに恋する担任教師の押枝あつこなどを巻き込むトラブルだらけの残念な日々が続く。
登場人物

声はテレビアニメ版の声優
主要人物
花畑 よしこ(はなばたけ よしこ)
声 -
悠木碧[3]【身長160cm 体重48kg 血液型O型 1月1日生まれ】[4][5]本作の主人公。茶髪のツインテールが特徴の女子高生。マークシート方式のテストでも全教科0点を取り、自分の苗字の漢字すら忘れるなど、高校に入学できたのが奇跡としか言い様のないほどのアホ。しかし当人は恥知らずでそれらを反省することもなく「喰う・寝る・遊ぶ・性欲」といった本能的欲求だけを最優先に行動している。特に「死んでも悔いはない」と言いきるほどにバナナが大好物で、一般品から高級品、日本国内外問わずあらゆる産地のバナナを食している。バナナを馬鹿にされると本気で怒る。根拠のない自信と的外れな思い込みであふれており、他者との会話さえまともに成立しない。しかし、よしこに相対した多くの人間はその大仰な言動と迫力に乗せられ、無意識にアホな行動を取るようになる。学習能力がなく勉強嫌いな一方で、天性の勘と人間離れした身体能力を備えており、単独で街の不良数人を蹴散らすほどけんかも強い[6]。ほかにも料理(リンゴの皮むき)や裁縫、スキンケアなど意外と女子力は高く、また画力もあり漫画が上手に描ける。その才能の見込んだよしえがストーリーを考え、よしこの作画で漫画雑誌に投稿したら入選し、1万円を貰ったこともある。ただし、ピアノギターなどは全く弾けない。明とは5歳の時に彼の住むアパートの隣に建つ一軒家に引っ越して来てから10年来の幼馴染[7]。明に熱烈な恋心を向けているが、そのアホさゆえに露骨に嫌悪されている。しかし、よしこ本人は相思相愛だと勘違いしており、彼から毎日のように受ける折檻にさえ快感を覚えている。明のために自身の容姿を磨くことに余念がないが、近所の子供たちからは「中の下」の容姿と評されており、表情によっては明からも「キモい」「きったねー顔」と評されている。容姿を含めて自分を客観的に見る知性が無いため、明やよしえが自分のせいで本気で苦しみ、明に至っては自分に対して殺意すら抱かれていることに気付いていない。他のクラスメイトからは無視されたりあからさまな敵意こそ向けられている描写こそ無いが、クラスの厄介者として扱われている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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