アフリカ開発会議(アフリカかいはつかいぎ、英語: Tokyo International Conference on African Development (アフリカ開発に関する東京国際会議)、TICAD(ティカッド[1])とは、日本が主催する、アフリカの開発をテーマとする国際会議。 日本政府が国際連合・国際連合開発計画・アフリカ連合委員会(事務局)・世界銀行との共催で開催する。 1993年(細川内閣当時)に初めて開催された。TICAD閣僚レベル会合なども経て、2013年までは5年ごと、それ以降は3年ごとに会議が行われている。 略称は「TICAD」だが馴染みが薄いため、薮中三十二(当時外務事務次官)は「日アフリカサミット」と呼ぶよう提唱している。 メディアでは「東京における」「国際」が略され「アフリカ開発会議」と表記されている。 会合のほとんどが日本・東京で開かれている。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}} 第1回アフリカ開発会議は、1993年10月5日?10月6日、東京都で開催された。 外務省政務次官の東祥三が共同議長を務め、「アフリカ開発に関する東京宣言」を採択した。 第2回アフリカ開発会議は、1998年10月19日?10月21日、東京都で開催され、「東京行動計画」を採択した。 アフリカ開発会議閣僚レベル会合は、2001年12月3日?12月4日、東京都港区で開催された。 外務大臣の田中眞紀子が開会式、閉会式などで議長を務め、議長声明を発表した。 この会合以降、世界銀行が共催者に加わった。 第3回アフリカ開発会議は、2003年9月29日?10月1日、東京都で開催された。 衆議院議員の森喜朗が議長を務め、「TICAD10周年宣言」を発表した。 内閣総理大臣の小泉純一郎は、会議のため来日した23カ国の首脳全員と個別に会談したが、スケジュールが過密だったため「こんなに疲れたのは初めて。もうこりごりだ」[2]と感想を述べた。 アフリカ開発会議のアジア・アフリカ貿易投資会議(TICAD-AATIC; TICAD Asia-Africa Trade and Investment Conference)は、2004年11月1日?11月2日、東京都港区で開催された。 内閣総理大臣補佐官の川口順子が議長を務め、「アジア・アフリカ間の貿易投資促進のための政策に関するTICAD - NEPAD共同枠組」への署名がなされた。 アフリカ開発会議の平和の定着会議は、2006年2月16日?2月17日、エチオピアのアディスアベバで開催された。 外務副大臣の塩崎恭久が全体議長を務め、議長総括を発表した。 アフリカ開発会議の「持続可能な開発のための環境とエネルギー」閣僚会議は、2007年3月22日?3月23日、ケニアのナイロビで開催された。 外務副大臣の岩屋毅が全体議長を務め、議長総括を発表した。 第4回アフリカ開発会議は、2008年5月28日?5月30日、神奈川県横浜市で開催された。 内閣総理大臣の福田康夫が議長を務め、「横浜宣言」や「横浜行動計画」を採択した。 会議では、日本の途上国支援策への歓迎とクールアース推進構想への評価がなされ、食料価格の高騰への懸念が示された。 福田康夫は、会議のため日本を訪れた40人以上の首脳と個別に会談し、レアメタルなどの資源確保や常任理事国改革について日本への協力を要請した[3]。
概要
名称
議論
TICAD I第1回で開会宣言を行う羽田孜外務大臣
TICAD II
TICAD閣僚レベル会合
TICAD III
TICAD-AATIC
TICAD平和の定着会議
TICAD「持続可能な開発のための環境とエネルギー」閣僚会議
TICAD IV
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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