アフリカ女子選手権
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アフリカ女子ネイションズカップ
開始年
1991年
主催CAF
地域アフリカ
参加チーム数8(本大会)
前回優勝 南アフリカ共和国(1回目)
最多優勝 ナイジェリア(11回)
2022
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アフリカ女子ネイションズカップ(: Africa Women Cup of Nations)は、アフリカサッカー連盟(CAF)が主催する、ナショナルチームによる女子サッカーの大陸選手権大会である。

1991年にFIFA女子ワールドカップが設立されたのに伴い、アフリカにおける予選大会として設立された。当初はワールドカップ開催年に合わせて開催されていたが、1998年大会より2年に1回の開催となり、ワールドカップ開催年の前年に行われる大会が予選を兼ねるようになった。
歴史

1991年に開催された第1回大会は、特定の開催国を決めずエントリーした国で試合を行う形式で当初8ヶ国で戦われる予定であったが、コンゴ共和国ジンバブエセネガル・の3ヶ国、その後ザンビアが棄権したため、ガーナギニアナイジェリアカメルーンの4ヶ国で試合が行われた[1]。決勝戦にはカメルーンとナイジェリアが進出し、計2試合行った結果、ナイジェリアが初のアフリカ王者となった。

1998年の第3回大会より予選大会が行われるようになり、本大会は加盟国の中から開催国を決めてセントラル方式で開催されるようになった。第3回大会はナイジェリアで、その後南アフリカとナイジェリアが交互に開催国となった。2008年に開催された第8回大会では、赤道ギニアが初めて開催国となり、同大会初優勝を飾った。

2014年の時点では「African Women Championship」(アフリカ女子選手権)という名称が用いられていた[2]ものの、2015年にアフリカサッカー連盟が代表チームによる大会の名称に男子A代表の大会(アフリカネイションズカップ)と同様「Cup of Nations」の名称を用いることとしたため(例外はアフリカネイションズチャンピオンシップ)、当大会の名称も「Africa Women Cup of Nations」(アフリカ女子ネイションズカップ)となった[3]
エピソード
決勝戦の中断と乱闘事件

2000年に開催された第4回大会の決勝戦で、開催国の南アフリカと過去3度同大会で優勝しているナイジェリアが対戦した。ナイジェリアは1-0で前半を折り返し、後半戦、72分にステラ・ムバチュが2点目を挙げたが、これを南アフリカを応援する観客はオフサイドによるノーゴールだと思い、判定に抗議して運営やナイジェリア代表の選手たちに対して瓶やごみなどを投げ始めた。3度にわたり試合を再開しようとしたが、更なる妨害により73分で中止された。

警察と瓶を投げるサポーターたちとの間で乱闘が発生、2得点目の後約40分間に渡って続いたが、妨害をやめさせるために催涙ガスが群集に投じられるという事態となった。なお大会結果は2-0でリードしていたナイジェリアが優勝とされた。
南アフリカ代表に起きた悲劇

2008年大会開催7ヶ月前の4月、南アフリカ代表MF、エウディ・シメラネ (Eudy Simelane) がヨハネスブルク近郊にて強姦の末殺害されるという事件が発生した[4][5]
結果

回開催年開催国決勝戦3位決定戦出場
国数
優勝結果準優勝3位結果4位
11991年ホーム&アウェー方式 ナイジェリア2 - 0
4 - 0 カメルーン ギニア[注 1]4
21995年ホーム&アウェー方式 ナイジェリア4 - 1


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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