アフタヌーン四季賞
受賞対象読み切り漫画
国 日本
授与者『月刊アフタヌーン』(講談社)
報酬100万円(大賞)
初回1987年
アフタヌーン四季賞(アフタヌーンしきしょう)は、講談社の漫画雑誌『月刊アフタヌーン』が創刊時(1986年)から主催している漫画新人賞である。目次 1次選考、2次選考を経て「四季大賞」、「審査員特別賞」、「四季賞」、「準入選」、「佳作」の作品が合わせて15本ほど選ばれる。 大賞は毎回必ず選出されており、大賞作品は創設以降必ず誌面に掲載されているほか、四季賞、特別賞の作品も高い確率で掲載され、場合によっては佳作の作品にも掲載の機会が与えられる。作品のジャンル、ページ数とも無制限[1]という自由さが特徴で、月刊青年誌の賞としては応募数も多く(1回につき90?260本ほどの応募がある)、レベルの高い新人賞として定評を得ている[2]。 2016年、読み切りが対象の四季賞に加えて、「読み切りではなく今すぐ連載もののマンガを描きたいんだ!」という野心を持った志望者向けに、四季賞チャレンジカップの創設が発表された。 大賞受賞者はアフタヌーンの連載権が得られる。しかし2回目が終了した時点で大賞受賞者は出ず、2018年以降開催されていない[3]。 2018年秋のコンテストからフランスの出版社「Ki-oon」と提携し、有望新人の海外デビューへの支援が告知される[4]。
1 概要
2 歴史[5]
3 審査員(選考委員)
4 歴代審査員(選考委員)
5 主な受賞者
5.1 四季大賞
5.2 審査員特別賞
5.3 四季賞
5.4 準入選・佳作
6 その他
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
概要
歴史[5]
1986年 - 12月創刊(1987年2月号)。
1987年 - 春が第1回四季賞として開催。四季賞に土田世紀『未成年』が選出。
1989年 - 夏の大賞に新井英樹『8月の光』、冬の大賞にGONTA(王欣太)『A Mess on a Weekend』が選出。
1993年 - 春の大賞に小原慎司『ぼくはおとうと』、夏の大賞に沙村広明『無限の住人』、秋の大賞に黒田硫黄『蚊(他3編)』、冬の大賞に五十嵐大介『お囃子が聞こえる日(他1編)』が選出。
1994年 - 芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』が春の四季賞に選出。
1994年 - それまで非公開だった応募総数が夏から公開になる。荒巻圭子『GENOMES』が夏の大賞に選出。
1994年 - 秋からうえやまとち、谷口ジロー、池上遼一、かわぐちかいじら審査員4人の持ち回り制となり、ページ数無制限に移行。
1995年 - 夏に弐瓶勉『BLAME』が谷口ジロー特別賞に選出。
1995年 - 遠藤きよ輝(遠藤浩輝)が『カラスと少女とヤクザ』で秋の四季賞に、『きっとかわいい女の子だから』で冬の大賞に選出。