アフガニスタン・イスラム首長国の国旗
用途及び属性?
縦横比1:2
制定日2021年8月15日[1]
使用色
黒
白
テンプレートを表示
?縦横比2:3の別タイプ
アフガニスタンの国旗(アフガニスタンのこっき)は、白地にシャハーダや国名が描かれた旗。
白地で、上段に大きくイスラム教の五行のひとつであるシャハーダ(信仰告白)の文句である「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使徒」がアラビア語で、下段に小さく「アフガニスタン・イスラム首長国(? ????????? ?????? ?????)」の国名がパシュトゥン語で書かれている。
アフガニスタンの国旗は、20世紀に多くの変遷を遂げてきた[2]。現在の旗はアフガニスタン・イスラム首長国(2021年 - )によって2021年8月15日に制定された。
2022年3月20日、アフガニスタン・イスラム首長国政府はアフガニスタン・イスラム共和国(2004年 - 2021年)が使用していた国旗の使用を禁止する法令を発効し、共和国時代の国旗はすべての政庁から取り除かれた[3]。 期間旗縦横比政府備考
変遷
アフガニスタンの国旗と年号
1747-18232:3ドゥッラーニー朝ドゥッラーニー朝の旗は、緑・白・緑の三色旗である。ドゥッラーニー朝の王が退位した後、ヘラートで1842年まで掲げられていた。 ⇒[2]
1880-19012:3アフガニスタン首長国
(バーラクザイ朝)アブドゥッラフマーン・ハーン治世下での旗。
1901-19193:5アフガニスタン首長国ハビーブッラー・ハーン治世下での旗。ハビーブッラーは父王の旗に近代的な国章を加えた。
1919-19212:3アフガニスタン首長国アマーヌッラー・ハーン治世でつくられた最初の旗。父王の旗の国章のデザインを変えたもの。この国章のデザイン(オクトグラム)は、オスマン帝国で一般的な様式である。
1921-19282:3アフガニスタン首長国→アフガニスタン王国アマーヌッラー・ハーン治世でつくられた第二の旗。国章を囲む円を卵型にした。アフガニスタンは1926年に王国になった。
19282:3アフガニスタン王国アマーヌッラー・ハーン治世でつくられた第三の旗。国章を囲むオクトグラムを花輪に置き換え、国章を微修正した。
1928-19292:3アフガニスタン王国アマーヌッラー・ハーン治世でつくられた第四の旗。黒・赤・緑の三色旗を採用した。黒は過去(前の旗)、赤は第三次アフガン戦争(1919年)で独立のために流された血、緑は未来への希望をあらわす。1927年におこなわれた王のヨーロッパ訪問がおそらく影響している。新しい国章は二つの山から太陽が昇るもので、王国の新しい始まりを意味する。
19292:3アフガニスタン王国イギリスに支援されてアマーヌッラー・ハーンを逐った叛乱指導者ハビーブッラー・カラカーニー