.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}アバターシリーズ > アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
Avatar: The Way of Water
監督ジェームズ・キャメロン
脚本ジェームズ・キャメロン
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
原案ジェームズ・キャメロン
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
ジョシュ・フリードマン
シェーン・サレルノ
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(原題: Avatar: The Way of Water)は、2022年のアメリカ合衆国のSF映画。製作・脚本・監督はジェームズ・キャメロン。
同年12月16日に日米同時公開された。『アバター』の続編であり、全5作からなるアバターシリーズの2作目にあたる。前作から13年もの時を経て流体シミュレーションやレンダリングが大幅に強化され、キャラクターだけでなく背景の水や炎の挙動まで緻密に描写されるようになった。 前作から十年以上が経過した、地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイク・サリーはオマティカヤ族の一員となり、ナヴィの女性ネイティリと結ばれる。現在は息子のネテヤムとロアク、娘のトゥク、今は亡きグレース・オーガスティンのアバターから生まれた養女のキリ、そして人間であり、同じく亡きマイルズ・クオリッチ大佐の息子・スパイダーと平和に暮らしていた。 だが、その幸せは長くは続かなかった。ジェイク達の幸せを破壊するが如く人類が再びパンドラに来訪する。それによってナヴィの生活は破壊され、オマティカヤ族の戦士であり、トゥルーク・マクトであるジェイクは再び人類の武器を手に取りゲリラ戦に身を投じることになる。ダイアホースやマウンテン・バンシーに乗って強襲を仕掛けては人類から銃火器を奪い取り、抗戦するナヴィたちに対し、自分がいるから人類に狙われると考えたジェイクは家族と共にオマティカヤ族の下を去る決断をする。 一方人類はパンドラでブリッジヘッドシティという名前の新しい主要な作戦基地を建設する。その中には前作で死亡したマイルズ・クオリッチ大佐が目を覚ます。クオリッチの姿はナヴィそのもので、何と人類はリコビナントというナヴィと人類の混血のアバターを生み出し、そこに生前の人格のバックアップを植え付けていたのだ。 逃避行を続けるジェイク一家は、未知なる“海の部族”のもとへ身を寄せることになる。家族はサンゴ礁の人々の生き方を学び、ロアクとキリは海とその生き物との精神的な絆を築き、ロアクは族長のトノワリと彼の妻ロナルの娘であるツィレヤと惹かれ合う。しかし、その美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫っていた。 メトカイナ族や動物の一部は、アバター・フライト・オブ・パッセージに先行して登場している。ここでは、前作にて登場した動物や装備等は名前のみの記載とする。 ()内はパンドラ側の呼称。前作に登場した生物同様、地球の生物に比べて巨大だったり、複数の目、6本脚、複数の呼吸孔と蓋やフィーラーを持ち、胴体にも呼吸器官を持つ。
あらすじ
設定「en:Fictional universe of Avatar」も参照
リコンビナント/リコン計画
ナヴィと人間の人造ハイブリッド種。人間のDNAとナヴィのDNAを掛け合わせて造られた人造生命体で、科学者や植物学者といった非武装の民間人を用いた"アバター計画"に対して、この"リコン計画"はそれを軍事利用に発展させたもので、前作以前に試験開発段階としてSec-Opsの軍人たち十数名の意識・記憶媒体のバックアップを取っており、リコンビナントはそれらの意識をナヴィの体に移植したもの。アバターの様に意識をアバターの身体に移してコントロールするのではなく、目覚めた時からナヴィと同じ身体の為厳密に言えば、人間からナヴィとなったジェイク・サリーの状態に近い。アバターと同じく人間のDNAが入っているため、指は4本ではなく5本であり、眼球のサイズも小さくなっている。本作では前作で死亡したマイルズ・クオリッチ大佐や何らかの形で死亡したと思われるSec-Opsの軍人6名がリコンビナントとして復活している。
ブリッジヘッドシティ
現在のパンドラの地球人居留地。前作の軍事要塞のようだったヘルズ・ゲートから規模は拡大し、発展途上都市にまで広まっており、現在も重機工事や都市開拓が行われている。ヘルズ・ゲートは現在廃墟となっている。また、ブリッジヘッドシティ郊外もかなり大規模な開拓が進められており、軍事鉄道の開通や民間企業による狩猟捕鯨業を執り行う船舶ターミナルが建造されている。
地球事情
前作では、あくまで地球の資源枯渇による新たな資源を求めての開拓やアンオブタニウムの採掘が目的な為RDA社のパーカー・セルフリッジの様に投資家の顔色を伺ってナヴィの武力衝突や強硬手段に躊躇していた頃とは打って変わり、死にゆく地球から一刻も早い移住を目指しており、最終目標が人類の地球脱出とパンドラへの移住及びナヴィの植民地化となっている。
パンドラの動物
トゥルクン
全長91.4 mに達する超巨大な海生生物であり、地球のクジラに似た姿と生態を持つ[7]。体は硬い皮膚の鎧で守られている[8]。寿命も長く、250歳に達する個体もいる[9]。個体にはそれぞれ名前があり、高度な知能を持ち(人類の知能を上回ると推測する者もいる)、自意識を認識しており、手話等を通じてナヴィとの交流や会話も可能であり、「エイワ」に繋がりその記憶をナヴィに共有する事も可能であり[10]、高度な言語能力を持ち、豊かな家族史を持ち、数学や詩や音楽や歌を含む独自の高度な文化を発達させる等並外れた生物種である[8][11]。その中には、「トゥルクン・ウェイ」と称する殺生を禁ずる、ナヴィの歴史における最古の時代からの古代哲学があり[12]、トゥルクン達とメトカイナ族は共にこの教義を共有している。