アナコンダ2
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アナコンダ2
Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid
監督ドワイト・リトル

脚本ハンス・バウアー
エド・ニューマイヤー
製作ヴァーナ・ハラー
出演者ジョニー・メスナー
ケイディー・ストリックランド
マシュー・マースデン
音楽ネリダ・タイソン・チュウ
撮影スティーヴン・F・ウィンドン
配給ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開 2004年8月27日
2005年3月5日
上映時間97分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$25,000,000
興行収入$70,992,898
前作アナコンダ
次作アナコンダ3
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『アナコンダ2』(原題:Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid)は、2004年に公開されたアメリカ合衆国ホラー映画1997年に公開された『アナコンダ』の続編である。

日本では、2005年3月5日に劇場公開された。物語の舞台となるのはボルネオ島で、トラも登場し、2008年6月29日テレビ朝日日曜洋画劇場にて地上波初放送した際や地上波放送時は、『アナコンダ2 ボルネオ島の迷宮』というサブタイトルが追加された。しかし、アナコンダや同時に登場するオマキザル南米に生息している動物であり、ボルネオには生息していない。
ストーリー

ニューヨークの細胞研究所に風邪からにまで効能がある、7年に一度だけ咲く「不死の蘭、ブラッド・オーキッド」を発見したという情報が入り、花が散る2週間前に蘭を採取するため科学者一行はボルネオ島に向かう。しかしそこで待ち受けていたのは、不死の蘭を食したために巨大化したアナコンダだった。やがてアナコンダによる犠牲者が出始めたことにより、メンバーのほとんどが蘭の採取を中止して脱出しようとする中でただ一人、メンバーのリーダーだけがそれに異を唱え始める。
キャスト

※括弧内は日本語吹き替え

ビル・ジョンソン -
ジョニー・メスナー青山穣
船長。通称はジンスーン。筋肉質な体格で右肩に韓国語の入れ墨をしている。ワニに水中戦で勝つなど戦闘能力が高く、蘭の採取のため船の貸し出しを依頼したジャック達一同に自身を船と共に高い報酬で雇わせるなど口も上手い。その見た目とは裏腹に仲間思いな性格で、メンバーが危機に陥った際には真っ先に助けに行くなど勇敢な行動力も持ち合わせており、終盤で蘭を手に入れるために自分達を危険に晒し、脅迫までしてきたジャックが報い同然に死ぬ直前も助けようとしていた。普段は冷静だが大事な話をする際には声を荒げることもある。自身の船を難破で失ってからは、一行の先頭を切って進んでいる。ジャックから提示された高額の報酬に釣られて引き返さなかったことを後悔し、今回の事件の全責任は自身にあると考えている。

サム・ロジャーズ - ケイディー・ストリックランド斎藤恵理
女性科学者。嫌味な性格ではないが予想と違うことに辟易するなど不満を露骨に出すこともある。植物薬理学を専攻していた。感受性は高く、コングの怯え方を正解に近い理由で当てた。作中で襲ってきたアナコンダの一体を撃破した功労者の一人。

ゲイル・スターン - サリー・リチャードソン朴?美
ウェクセル・ホール研究所代表の女性研究員。強気かつ皮肉屋で発言に一言多いが、船の中にいたホエザルのコングに過剰に驚いたり船の上から落ちたりと小心者で抜けている場面もある。ただし冷静な判断力は持っており、ベンがアナコンダに襲われ死亡した後は真っ先に計画を中止して帰国すべきと訴えていた。終盤では燃料缶を持ってアナコンダ相手に啖呵を切り、燃料缶を咥えさせてアナコンダ達を倒すきっかけを作る活躍を見せた。

コール・バリス - ユージン・バード高木渉
お調子者。仕事では面倒ごとを押し付けられることが多い。テレビで得た情報からアナコンダの生態に詳しい。悪運が強くアナコンダの襲撃に度々遭いながらも生き延びる。終盤でゲイルが咥えさせたことで口内に燃料が溢れたアナコンダに信号弾を放って燃料に引火させ、結果的にアナコンダの巣窟を大量の土砂や崩れた岩盤で生き埋めにして全滅させる引導の役を担った。

ジャック・バイロン - マシュー・マースデン村治学
医師。チームのリーダー。仲間を率いたつもりで不死の蘭の採取に赴く。研究に対する姿勢は本物で金を全く惜しまず、豪雨により船の引き返しを考えるビルがわざと提示した高額の報酬を受け入れ、独断で引き返しを阻止していた。そして中盤でベンがアナコンダに襲われ死亡した後も、友人だった彼の死を無駄にしたくないという理由も付けて予定通り蘭の採取を果たすべきと主張。その後もアナコンダによる被害を目の当たりにした周囲のメンバーが蘭を断念してジャングルから脱出しようとするのを断固として認めず、危険を冒してでも蘭を探しに行こうと強く訴えるも、助手のサムから上記の独断による引き返し阻止の件をメンバーの前で咎められ、皆の意見を無視してまで強引に蘭を目指すのは間違いだと論破される。だがそれでも蘭への執念を捨てず、脱出に賛同し見つけた衛星電話で救助を呼ぼうとしたゴードンを止めるために彼を金で買収しようとするも拒否され失敗したことで遂に強硬手段に出始め、途中で採取していた毒蜘蛛をゴードンの腕に放って彼を毒による全身麻痺で動けなくさせ、結果的にゴードンをアナコンダに捕食させる、メンバーが脱出のために作った筏を奪って単身で蘭のある場所へ向かう、犠牲を払いながらも追い付いてきたメンバーを銃で脅し、反抗しようとしたビルの腕を撃つ、ゲイルにコールを拘束させてからアナコンダの巣窟が眼下にある場所に咲いている蘭を女性のサムに詰みに行かせるなど、蘭を手に入れるためなら卑劣なやり方も厭わない悪辣な本性を現し、最終的に脱出最優先のメンバーを脅かす敵となる。しかし終盤、蘭を詰めさせたリュックをサムから受け取った隙を突かれ、決死のビルの反撃を食らってリュックをすぐ下の足場に落とし、満身創痍のビルを返り討ちにしようとするも再び蘭を優先して下の足場に降りそのリュックを取り戻すが、戻ろうとした際にリュックから這い出していた例の毒蜘蛛に自身が陥れたゴードンと同じく腕を噛まれてしまい、体が麻痺したことでバランスを崩し蘭入りのリュックと共に眼下のアナコンダの巣窟に転落。そして後から落ちてきたサムの側で見せしめの如くアナコンダ達に締め上げられてそのままアナコンダ達の餌食となり、その間にサムが一時的にアナコンダの注意を引かずにその場から這い上がって何とか巣窟から脱出し、直後のゲイルとコールの活躍により多くのアナコンダ達と共に巣窟ごと生き埋めにされるという皮肉かつ因果応報の最期を遂げた。

ゴードン・ミッチェル - モリス・チェストナット山野井仁
ジャックの同僚。不死の蘭に対する執着はあるがジャックほどではなく、アナコンダによる被害を次々と目の当たりにしたことでこのまま蘭の採取に行くのは危険だと判断し、蘭に強く拘るジャックに出直すべきと進言して脱出を最優先するメンバー側に付く。


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