株式会社アドバンスト・メディア
Advanced Media, Inc.種類株式会社
市場情報東証グロース 3773
株式会社アドバンスト・メディア(英: Advanced Media, Inc.)は、ソリューションサポート事業・ライセンス事業・サービス事業を主とする企業である。
同社の開発した音声認識エンジン「AmiVoice」は使用する人の声や話し方の特徴を事前に学習させる必要がない不特定話者に対応している。
本社は東京都豊島区に所在する。代表取締役社長は、鈴木清幸。
沿革
1997年
12月 - 音声認識ベンチャーとして設立。
1998年
1月 - 米国 Interactive Systems, Inc.社と日本語音声認識システムAmiVoiceの共同開発を開始し、同時にAmiVoiceをベースとした音声認識市場の構築事業に着手。
1999年
3月 - AmiVoiceの評価・改良のために「音声認識ソフトウェアの研究コンソシアム(IVSRG)」を結成し、開発支援ツールキットAmiVoice SDK(バージョン1.0)をリリース開始。
2000年
7月 - 開発支援ツールキットAmiVoice SDK(バージョン3.0)をリリースし、事実上のソリューションサポート事業を開始。
11月 - ホームページ音声認識アプリケーションAmiVoice Webをリリースし、企業向けのライセンス事業を開始。
2001年
11月 - 開発委託先である関連会社、米国 Multimodal Technologies, Inc.社設立。Interactive Systems, Inc.社をMBOによりMultimodal Technologies, Inc.社に吸収。当社より、取締役2名を派遣。
2002年
3月 - XBOX・PS2で稼動するAmiVoiceをリリース。同時に、通信をベースとした分散型音声認識AmiVoice DSR(Distributed Speech Recognition)を発表。更に、医療分野での音声入力の先駆的パッケージである放射線画像診断レポート用音声認識アプリケーションAmiVoice Medical for Radiologyをリリース。
10月 - AmiVoice DSRによりPDAでディクテーションが可能となるAmiVoiceDSR for Dictation/PDA をリリース。
11月 - サーバークライアント型音声認証アプリケーションAmiVoice ID(現AmiVoice Mobile Verification)をリリース。
2003年
4月 - 簡単手元操作で高速処理が可能な医療用書き起こしアプリケーション「AmiVoice Medical Scribe」をリリース。医療分野を始めとして、販売パートナー制の施行を開始。
5月 - 汎用性のあるPCプラットフォームで音声認識アプリケーション製品開発が可能な開発支援ツールキットAmiVoice SDK(バージョン5.0)をリリース。
8月 - 議事録作成支援アプリケーションAmiVoice Rewriter、コールセンタ向け通話録音のテキスト化アプリケーションAmiVoice CallScriber及び営業日報作成支援アプリケーションAmiVoice Reporterなどのアプリケーションをリリースし、高付加価値のライセンス事業を開始。
2004年
3月 - 医療向け電子カルテアプリケーションAmiVoice Ex(Hospital/Clinic)をリリース。
5月 - AmiVoice Rewriterが地方議会の本会議、委員会で運用開始。
6月 - 音読型日本語学習アプリケーション及び対話型英会話練習アプリケーションの販売開始。
10月 - AmiVoice DSRのフロントエンドをASICチップ化し、携帯電話への実装に成功。
2005年
1月 - 調剤薬局の服薬指導分野に音声認識アプリケーションAmiVoice Ex Pharmacyをリリース。
2月 - 日本人学習者向け英語発音矯正アプリケーションAmiVoice CALL-pronunciation-の発売開始。
3月 - 愛知万国博覧会に対話技術を装備した4カ国対応の受付案内ロボット「アクトロイド」をリリース。
6月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場。北海道議会など地方議会に議事録作成支援システムを多数導入開始。