アトランティック・シティ
Atlantic City
監督ルイ・マル
脚本ジョン・グェア
『アトランティック・シティ』(Atlantic City)は、ルイ・マル監督による1980年のフランス・カナダのクライム映画。
1980年のヴェネツィア国際映画祭で上映され、『グロリア』と同時に金獅子賞を受賞した。翌1981年にはアメリカ合衆国でも公開され、第54回アカデミー賞では主要5部門全てにノミネートされたが、無冠に終わった[2]。 禁酒法時代のニュージャージー州アトランティックシティ。サリーはカジノのバーで働きながらディーラーになる勉強をしていたが、ある日、彼女のもとに夫のデイヴと妹のクリッシーがやってきた。実は2人はサリーを置いて駆け落ちした後、フィラデルフィアで麻薬をくすねており、それを売りさばくため戻ってきたのだ。 サリーは隣室に住む元ギャングのルーの手を借りて麻薬を売りさばこうとするが、麻薬を取り返そうとする組織の手が彼女たちに迫る。 賞部門候補者結果
あらすじ
キャスト撮影風景。中央はバート・ランカスター。
ルー:バート・ランカスター
サリー:スーザン・サランドン
ジョゼフ:ミシェル・ピコリ
グレース:ケイト・リード
デイヴ:ロバート・ジョイ
クリッシー:ホーリス・マクラーレン
ロバート・グーレ
受賞とノミネート
ヴェネツィア国際映画祭
アカデミー賞[2]作品賞ドニ・エロー、ジャン・キムニーノミネート
主演男優賞バート・ランカスターノミネート
主演女優賞スーザン・サランドンノミネート
監督賞ルイ・マルノミネート
脚本賞ジョン・グェアノミネート
英国アカデミー賞作品賞『アトランティック・シティ』ノミネート