アトラス_V
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アトラス V
NASAが初めてアトラスVを使用したマーズ・リコネッサンス・オービターの打ち上げ(2005年8月12日11:43:00 (GMT))。ロケットの仕様は401であった。
機能EELV/中規模衛星打ち上げロケット
製造ユナイテッド・ローンチ・アライアンス
開発国アメリカ合衆国
打ち上げコスト (2023)18700万ドル[1]
401仕様の場合
大きさ
全高58.3 m (191.2 ft)
直径3.81 m (12.49 ft)
質量334,500 kg (737,400 lb)
段数2段式
積載量
LEOへのペイロード9,797?18,814 kg [2] (21,598?41,478 lb)
ペイロード
GTO4,750?8,900 kg [2] (10,470?19,620 lb)
打ち上げ実績
状態運用中
射場ケープカナベラル SLC-41
ヴァンデンバーグ SLC-3E
総打ち上げ回数92
(401:40回、411:6回、421:8回、431:3回)
(501:7回、511:1回、521:2回、531:4回、541:8回、551: 12回、N22:1回)
成功91
(401:39回、411:6回、421:8回、431:3回)
(501:7回、511:1回、521:2回、531:4回、541:8回、551:12回、N11:1回)
部分的成功1回 (401)[3]
初打ち上げ401:2002年8月21日
411:2006年4月20日
421:2007年10月10日
431:2005年3月11日
501:2010年4月22日
521:2003年7月17日
531:2010年8月14日
541:2011年11月26日
551:2006年1月19日
特筆すべきペイロードマーズ・リコネッサンス・オービター
ニュー・ホライズンズ
ルナー・リコネサンス・オービター
ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー
ボーイング X-37B
シグナス CRS OA-4
補助ロケット (ノーマル仕様) - エアロジェット
補助ロケット数0から5基(本文参照)
エンジン固体燃料:1基
推力1,270 kN (285,500lbf)
比推力275秒
燃焼時間94秒
燃料固体燃料
補助ロケット(ヘビー仕様 (5HX)) - アトラスCCB
補助ロケット数2基
エンジンRD-180:1基
推力(933,400 lbf)
比推力311秒
燃焼時間253秒
燃料RP-1/LOX
第1段 - アトラスCCB
1段目名称アトラスCCB
1段目全長
1段目直径
エンジンRD-180:1基
推力4,152 kN (933,400 lbf)
比推力311秒
燃焼時間253秒
燃料RP-1/LOX
第2段 (アトラス V XX1) - セントール
2段目名称セントール
2段目全長
2段目直径
エンジンRL10A または RL10C:1基
推力99.2 kN (RL10A) (22,300 lbf)
比推力451秒
燃焼時間842秒
燃料LH2/LOX
第2段 (アトラス V XX2) - セントール
2段目名称セントール
2段目全長
2段目直径
エンジンRL10A:2基
推力147 kN (41,600 lbf)
比推力449秒
燃焼時間421秒
燃料LH2/LOX

アトラス V(アトラスファイブ、Atlas V)は、アメリカ合衆国で運用されている使い捨て型ロケット。21世紀初頭に運用が開始されたアトラス・ロケットシリーズの最新型である。アトラスVはロッキード・マーティンが運用していたが、2010年代現在はロッキード・マーティンとボーイング合弁会社ユナイテッド・ローンチ・アライアンスが運用する。アトラスVはロシア製のケロシン液体酸素を推進剤とするRD-180を第1段のロケットとして使用し、アメリカ製の液体水素と液体酸素を燃焼するRL-10を第2段のセントールで使用する。

RD-180エンジンは RD AMROSS から供給され、RL-10はプラット&ホイットニー・ロケットダインから供給される。いくつかの仕様ではエアロジェット製の補助ロケットを第1段の周囲に使用する。ペイロード・フェアリングは直径が4または5mで3種類の長さがあり、RUAGスペース(英語版)社が生産する。ロケットはアラバマ州ディケーターテキサス州ハーリンジェンカリフォルニア州サンディエゴとULAの本社近くのコロラド州デンバーで製造される[4]

2012年6月時点の成功率はほぼ完璧に近い。2007年6月15日に打ち上げられたアメリカ国家偵察局(NRO)のNROL-30は上段のセントールロケットの燃焼が予定よりも早く停止したために、2機の海洋偵察衛星は予定よりも低い軌道へ投入された[5]。しかし、アメリカ国家偵察局ではこの打ち上げは成功に分類されるとしている[6][7]

アトラスVロケットの信頼性の高さを武器に、ロッキード・マーティンは2014年3月、業界で初めて、そして唯一、打上げが完全に失敗した場合の打上げ費用を100%補償あるいは再打ち上げするプログラムをアトラスVロケットに導入した。また米国政府の契約以外の打上げであれば、部分的なトラブルがあった場合も、費用の一部を払い戻しすることにした[8][9]

2021年8月、ULAはアトラスVの販売停止を発表した[10]。残りの打ち上げ予定回数は29である。後継機はメインエンジンに米国製のBE-4を採用し、2022年の初打上げを目指して開発中のヴァルカンである[10]
歴史

アトラスVはアトラスシリーズの中で最新の機種である。アトラスIIIと比較すると複数の変更箇所があり、アトラスIIと比較すると再設計に近い。アトラスIVは存在しない。
"1.5段" 技術はアトラスIIで廃止され、アトラスIIIと同じ近代的なRD-180エンジンが搭載された[11]

第1段の直径が10フィートから12.5フィートに拡大された。アトラスIIまでに搭載されていた西側のエンジンと比較してRD-180エンジンは推進剤の混合比が異なるので、酸化剤タンクが(燃料タンクと相対的に)拡大された。

第1段のタンクは「風船」のように内圧で維持する構造が廃止された。タンクはアイソグリッド構造のアルミニウム製で、内圧をかけていなくても安定する[11]


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