アトムの童
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この項目では、日本のテレビドラマについて説明しています。山下達郎の楽曲については「アトムの子」を、ウィルマー・H・シラスの小説については「アトムの子ら」をご覧ください。

アトムの童
CHILDREN OF ATOM
ジャンル連続ドラマ
脚本神森万里江
畠山隼一
演出岡本伸吾
山室大輔
大内舞子
多胡由章
監修一條貴彰(ゲーム)
水谷俊次(ゲーム)
山中琢(ゲーム)
北尾雄一郎(ゲーム)
菅井敏之(銀行)
アスコム(銀行)
中澤暁雄(医療)
出演者山ア賢人
松下洸平
岸井ゆきの
岡部大(ハナコ
馬場徹
蜿r太郎
六角慎司
玄理
飯沼愛
林泰文
西田尚美
麻生祐未
皆川猿時
塚地武雅ドランクドラゴン
でんでん
風間杜夫
オダギリジョー
ナレーター神田伯山
音楽大間々昂
国・地域 日本
言語日本語
時代設定2015年 - 2022年
製作
プロデュース中井芳彦
益田千愛
製作TBSテレビ

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2022年10月16日 - 12月11日
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数9
公式サイト
特記事項:
初回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
最終話は10分拡大(21:00 - 22:04)。
テンプレートを表示

『アトムの童』(アトムのこ)は、2022年10月16日から12月11日までTBS系日曜劇場」枠にて放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は山ア賢人[1]

神森万里江によるオリジナル脚本。

若き天才ゲーム開発者が倒産危機の老舗玩具メーカーと手を組み、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かい成長していく姿を描く[1]

令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加作品[3]
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キャスト
主要人物
安積那由他(あづみ なゆた)
演 -
山ア賢人若き天才ゲーム開発者。大学時代、隼人と共同で「ジョン・ドゥ」名義でインディで活動し[4]、オンラインゲーム『ダウンウェル』を大ヒットさせ、素性不明のゲーム開発者ということから「ゲーム業界のバンクシー」と称される。しかし、親友の公哉がSAGASにゲームを売り込んだ際、興津にゲームの権利を奪われ自殺したことがきっかけで、ゲーム開発から距離を置くようになる。自動車整備工場で働いていたが、アトム玩具の海に探し当てられゲーム開発に復帰する。アトム玩具のカプセルトイ「ネッキー[5]」のコレクター。SAGASによるアトム玩具買収後は自動車整備工に復職し、午後からは学童保育の先生として子供たちに自作ゲームを楽しんでもらい、その過程で隼人と開発した『学校へ行きたい!』がつむぎ生命の伊原元会長から5000万円で買い取られたことから、その資金を元に富永家の元実家を買い戻し、新会社「アトムの童」を設立し、ゲーム業界に再挑戦する。「アトムの童」の経営が軌道に乗り、外部から協業のオファーがきたことから「アトムの童」を巣立つことを決め、玩具生産に復帰する「アトムの童」へアトムロイドの特許を置き土産とするため、興津の依頼でオリンピック公式eゲーム『e-Parkour Journey』を開発し、見事「宮沢ファミリー オフィス」のSAGAS乗っ取りを阻止して特許を取り戻し海外に旅立ち、リモート環境で隼人たちとゲーム開発に邁進する。
菅生隼人(すごう はやと)
演 - 松下洸平[6]SAGASの社員。大学時代、那由他と『ダウンウェル』を開発した仲間。那由他と共同で「ジョン・ドゥ」名義を名乗っていたが、興津に新規開発したゲーム「スマッシュスライド」[注 1]の権利を奪われ、公哉が自殺したことを契機に、那由他と袖を分かち、因縁のあったSAGASに入社する。しかし、その裏で「スマッシュスライド」の権利を「ジョン・ドゥ」名義に取り戻そうとしており、そのことを知った那由他に呼び止められたことで、アトム玩具に転職する。SAGASによるアトム玩具買収後は、契約社員として自動車メーカーのSUBARU[7]でゲーム開発の技術を応用したAI開発に従事するが、「アトムの童」に合流する。那由他の活躍でアトムロイドの特許が「アトムの童」に戻ると同社を巣立ち、オファーをかけてくれたティムとシアトルでゲーム開発を行う。
富永海(とみなが うみ)
演 - 岸井ゆきの[6](幼少期:中野翠咲[8]、中学時代:佐々木告[9])老舗玩具メーカー「アトム玩具」の創業家の一人娘。「アトム玩具」3代目社長。勤務していた「やよい銀行」を退職し、経営危機の家業「アトム玩具」を受け継ぎ、ノウハウを持たないゲーム業界に進出して一発逆転を狙うため、那由他の行方を探し当てる。SAGASによるアトム玩具買収後は契約社員として「やよい銀行」の融資担当に復職するが、「アトムの童」に合流し、社長に就任する。
アトム玩具 → アトムの童

カプセルトイを企画・製造する廃業寸前の老舗玩具メーカー。漏電による社屋全焼後は、富永家の納屋でゲームメーカーとして再起を図る。

SAGASによる企業買収で崩壊すると、那由他たちがゲーム開発で得た資金で精神を受け継ぐ新会社「アトムの童」を設立、再興を目指す。
富永繁雄(とみなが しげお)
演 - 風間杜夫[10]「アトム玩具」の2代目社長。海の父親。脳梗塞を発症し、一時は車椅子生活になるも、退院後は杖歩行できるまでに回復する。社屋が全焼しドン底に陥っても、玩具開発に対する情熱を失わず、その姿に感銘を受けた那由他のゲーム開発への情熱を再燃させる。娘の海に社長の座を譲った後は会長に就任する。
八重樫謙吾(やえがし けんご)
演 - でんでん[10]専務。会社の生き字引。幼い頃から知る海のことを「姫」と呼ぶ。SAGASによるアトム玩具買収後はSAGASの従業員となるが、その後も那由他たちのゲーム開発に協力し、「アトムの童」に転籍する。
各務英次(かがみ えいじ)
演 - 塚地武雅ドランクドラゴン[10]造形師。カプセルトイ用フィギュア製作の若手指導員。通称「ガミさん」。口癖は「めちゃんこ」。SAGASによるアトム玩具買収後はSAGASの従業員となるが、那由他たちのゲーム開発に協力し、「アトムの童」に転籍する。トレードマークは近鉄バファローズの野球帽。
鵜飼吉久(うかい よしひさ)
演 - 林泰文[11](第3話 - 第5話・第7話・最終話)アトム玩具の財務顧問。やよい銀行からの出向者。やよい銀行から約束手形の5000万円の貸し付けのジャンプ(貸し付け期限の延長)を断られ、1か月以内に現金での一括返済を求められたため、アトム玩具をSAGASへ売却することを提案する。その裏で先輩の小山田支店長からSAGASの子会社のCFOのポストを用意され、アトム玩具がSAGASに買収されるよう誘導することを持ち掛けられており、完成した『アトムワールド』のゲームデータを削除し、アトム玩具を窮地に陥れる。しかし、データ削除に感づいていた海からアトム玩具の一員として頑張ってほしいと告げられ、那由他たちがめげずにデータ復旧する姿に感化され、アトム玩具で働く事にあこがれを抱くようになり反省し、システムエラーで停止していた作業をリトライさせ、データを削除したことを正直に打ち明け、土下座して謝罪したことで過ちを許され、アトム玩具の真の一員となる。SAGASによるアトム玩具買収後は経営コンサルティング会社を興し、独立する。
SAGAS

ゲーム業界に君臨する大資本の企業。インターネット検索サービス会社。(読み:サガス)
興津晃彦(おきつ あきひこ)
演 -
オダギリジョー[12][注 2]インターネット検索サービス「SAGAS」の社長。大学時代に起業し、日本最大のIT企業へと成長させた剛腕実業家。近年はオンラインゲーム事業に注力し、「ゲーム業界の黒船」と恐れられる。3Dゲームの新規開発にアトム玩具のアクションフィギュア「アトムロイド」の特許技術が必要なため買収を画策し、やよい銀行の小山田に役員のイスを準備し、罠を仕掛けさせるなどあくどいやり方でアトム玩具の株式を買い取り、手中に収める。しかし、「宮沢ファミリー オフィス」によるSAGAS株の大量取得によりSAGASの買収が進むと、「アトムの童」に現れ、アトムロイドの特許を返還することを交換条件に、株主対応のためにオリンピック公式eスポーツゲーム開発を那由他たちに依頼する。
吉崎誠(よしざき まこと)
演 - 六角慎司[10]社長秘書。興津の忠実な部下。「宮沢ファミリー オフィス」による乗っ取りがかかった定時株主総会で議長を務める。
やよい銀行

「アトム玩具」と「SAGAS」のメインバンク。海のかつての勤務先。
井手大(いで まさる)
演 -
馬場徹[10]融資担当。海の先輩。
小山田賢雄(おやまだ けんゆう)
演 - 皆川猿時[10]神田支店の支店長。定年退職後のSAGASへの役員就任を交換条件に、SAGASがアトム玩具を買収できるよう誘導する密約を興津と結んでおり、(不渡りジャンプを取り消して)債務不履行の罠を仕掛ける。SAGASによるアトム玩具買収後は密約通りSAGASの役員に就任するが、「宮沢ファミリー オフィス」がSAGASの買収に乗り出すと興津を見限り、宮沢側に寝返る。
MOCCHO CAFE

那由他が間借りしていたネットゲームカフェ。(読み:モッチョカフェ)
森田聡(もりた さとし) / モッチョ
演 - 岡部大(
ハナコ[10]店長。那由他の学生時代の先輩で、彼が「ジョン・ドゥ」であることを知る人物。那由他がゲーム開発に復帰することを期待していた。
杉野結衣(すぎの ゆい)
演 - 飯沼愛[10]アルバイト店員。
経済産業省
堂島由里子(どうじま ゆりこ)
演 -
西田尚美[13](第4話 - )事務次官。日本のオンラインゲーム市場を左右する人物。SAGASのゲームを経産省公認のeスポーツゲームに選定するのに、ジャパンゲーム大賞を受賞すゲームを開発する課題を興津に課す。「宮沢ファミリー オフィス」がSAGASの買収に乗り出すと、SAGASの保有する技術の市場開放を理由に興津を見限るが、その裏で宮沢から現金を受け取っていた。
その他
相良晶(さがら あき)
演 -
玄理[10]ゲーム販売やインディー開発者の手助けをするパブリッシャー。隼人を「ジョン・ドゥ」としてSAGASへ売り込んだ接点があり、アトム玩具の資金調達をサポートするが、一方で興津とも通じている。
緒方奏絵(おがた かなえ)
演 - 戸田菜穂[10]公哉の母。那由他と隼人の過去を知る人物。
緒方公哉(おがた こうや)
演 - 蜿r太郎[14]奏絵の息子。大学時代、那由他と隼人が開発した「ダウンウェル」で遊んでいた二人の仲間。那由他と隼人のゲーム開発の才能に惚れこみ、資金調達のためにゲームメーカーに売り込みをかける。しかし、SAGASに新規開発したゲーム「スライドブーン」を売り込むと、素人で権利関係に疎かったことを興津に付け込まれ、ゲームの権利をSAGASに奪われてしまったことから[注 3]、那由他と隼人への贖罪の気持ちから自殺してしまう。後日、評判の悪い外資系企業に公哉が資金調達に向かおうとしていたため、優れた技術が海外に流出するのを恐れ、興津が権利を買い取ったことが明かされる。
宮沢沙織
演 - 麻生祐未[15](第7話 - 最終話)大財閥「宮沢ファミリー オフィス」の社長。市場開放すれば世界を変えられるほどの可能性を秘めた「アトムロイド」の特許を狙い、「SAGAS」の株を大量取得し、ゲーム事業部門の解放を要求する。
伊原総一郎
演 - 山ア努[16](第8話・最終話)つむぎ生命元会長。SAGAS株の8%にあたる6億株を保有する大株主。興津がSAGASを設立した際に援助した恩人。興津を「ガリバー」と呼ぶ。慈善事業に熱心でシリアスゲーム『学校へ行きたい!』を開発した那由他たちに5000万円の資金を与え、隼人に目をかける。隼人に「宮沢ファミリー オフィス」による乗っ取りがかかったSAGASの定時株主総会の委任状を託すが、隼人の導きで株主総会の会場に現れ、有益なアトムロイドの技術をゲーム以外に使えないかと質疑応答で質問を投げかける。すると、アトムロイドをゲームの土壌で使用すれば年齢性別、国籍に関係なく平等に利益を享受でき、ゲームで使用することでこそ世界を変える力があると那由他に力説され、「宮沢ファミリー オフィス」によるSAGAS経営陣の解任案に反対票を投じる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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