アテーナイのアポロドーロス(アテナイのアポロドロス、ギリシア語: Απολλ?δωρο? ο Αθηνα?ο?, Apollod?ros, 英: Apollodorus of Athens, 紀元前180年頃 - 紀元前120年以降)は、ヘレニズム期ギリシアの著述家・文法学者。 医師アスクレピアデス
人物
アポロドーロスには以下の著作があった。
『年代記』(Χρονικ?) - 紀元前12世紀のイリオス(トロイ)の滅亡からおおよそ紀元前143年(後に紀元前109年まで延長されたが)を詩で語ったギリシアの歴史。エラトステネスの作品群に基づいている。書かれた年はアテーナイのアルコン(高級執政官)への言及から推定される。ほとんどのアルコンの任期は1年で、研究家たちはアポロドーロスがそれを書いた年をつきとめようとした。詩は滑稽な三歩格で書かれていて、アッタロス2世に献呈された。
『神々について』(Περι θεων) - 詳細なギリシア宗教史で、ピロデモスら後世の著作家の情報源となった。
ホメロスの軍船カタログ
アポロドーロスが書いたと思われる著作には、語源学の初期のもの、コスのエピカルモスやソプロンという詩人の分析などがある。アポロドーロスは他にも多数の批評本、文法学の本を書いたが、それらは現存していない。
『ビブリオテーケー』の作者詳細は「アポロドーロス」を参照
『ビブリオテーケー(ギリシア神話)』の作者である「アポロドーロス」は、かつては本項のアポロドーロスと同一視されていた。
参考文献
Hornblower, Simon (1996). "Apollodorus (6) of Athens". The Oxford Classical Dictionary. Oxford: Oxford University Press. 124.
Smith, W. (1861). [1]. Dictionary of Greek and Roman Biography and Mythology Vol. 1, p. 234. London: Walton & Maberly. 1093.
⇒Greek Chronicles in translation
典拠管理データベース
全般
⇒FAST
⇒2
ISNI
2
VIAF
2
国立図書館
⇒スペイン
フランス
BnF data
カタルーニャ
ドイツ
イタリア
⇒イスラエル
ベルギー
アメリカ
スウェーデン
日本
チェコ
ギリシャ
韓国
⇒オランダ
ポーランド
⇒ポルトガル
⇒ロシア
バチカン
学術データベース
CiNii Books
CiNii Research
人物
ドイッチェ・ビオグラフィー
その他
IdRef