コソボの政治家アティフェテ・ヤヒヤガAtifete Jahjaga
2023年撮影
生年月日 (1975-04-20) 1975年4月20日(49歳)
出生地 ユーゴスラビア、セルビア共和国
ジャコヴァ
出身校プリシュティナ大学
アティフェテ・ヤヒヤガ(アルバニア語: Atifete Jahjaga、1975年4月20日 - )は、コソボ共和国の政治家。2011年から2016年まで同国大統領。同国では初めての女性大統領[1]であり、初めての無所属の大統領。また現代のバルカン半島で最も若く就任した大統領である。コソボ警察庁の副長官を歴任[2]。コソボ警察における最終階級は少将[3]であり、これは女性として東ヨーロッパで最高級の階級である[2]。 コソボ紛争の後、ヤヒヤガはコソボ警察の士官になる為の訓練を終え、徐々に頭角を現し、少佐から大佐、最終的には少将まで昇進する。ヤヒヤガは最初、国境警察に赴任し、後にトレーニング部門に転任。 2010年、ヤヒヤガはコソボ警察庁の副長官となり、一時的に長官代行を務める。警察官僚としての在任中、ヤヒヤガはアメリカの官僚や外交官の目に留まり、アメリカ政府高官に特別な機会で紹介される様になる。FBIナショナルアカデミーを訪れたジョージ・W・ブッシュアメリカ大統領との写真やコソボを訪れた国務長官のヒラリー・クリントンとの写真がインターネットを通じて拡散され、ヤヒヤガは瞬く間に次期大統領候補として注目を浴びることとなった。 2011年4月6日、ヤヒヤガはアメリカのクリストファー・デル大使の後押しにより、コソボ大統領選のコソボ民主党、コソボ民主連盟、新コソボ同盟
生い立ち(英語版)の法学部を卒業。2006年から2007年の間、イギリスのレスター大学で警察経営や刑法を学ぶ。またヤヒヤガは、ドイツのジョージ・C・マーシャル ヨーロッパ安全保障センターやアメリカのFBIナショナルアカデミーで様々な専門訓練を受けている。
警察官としての来歴
コソボ大統領に
4月7日、議会の1回目の投票で80票の得票を得て大統領に選出された[3]。1回目の投票で選出されるのはヤヒヤガが初めてである。2002年、初代イブラヒム・ルゴヴァ大統領の3回目の大統領選の88票[6]に次ぐ得票数であった。
ヤヒヤガは就任演説で、大統領としての目標は欧州連合と国際連合への加盟であると述べた。ヤヒヤガは国会での初演説で「全コソボ国民の理想は、EU加盟およびアメリカとの永久的な友好関係であります。この夢は実現すると確信しています」と抱負を語っている[5]。
大統領として