アット・ザ・ドライヴイン
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アット・ザ・ドライヴイン
At the Drive-In
2012年
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 テキサス州エルパソ
ジャンルポスト・ハードコア
インディー・ロック
エモ
活動期間1993年-2001年
2011年-2012年
2016年-2018年
レーベルフィアレス・レコード、グランド・ロイヤル
共同作業者マーズ・ヴォルタ、スパルタ
公式サイト ⇒atdimusic.com

メンバーセドリック・ビクスラー
オマー・ロドリゲス
ポール・ヒノジョス
トニー・ハジャー
キーリー・デイビス

旧メンバージム・ワード
ジャレット・レン
アダム・アンパラン
ベン・ロドリゲス
バーニー・リンコン
デービー・シモンズ
ライアン・ソーヤー
キーニー・ホッパー

アット・ザ・ドライヴイン (At The Drive-In、略称ATDI) は、アメリカ合衆国テキサス州エルパソ出身のバンドポスト・ハードコアにカテゴライズされることが多い。

バンド名は、ポイズンの曲「トーク・ダーティ・トゥ・ミー」の歌詞から取っている。
略歴At The Drive In(2017年)

1994年メキシコとの国境沿いにある街エルパソにてジム、セドリック、ジャレット、キーニー、バーニーによって結成。

11月に自主レーベルのウェスタン・ブリード・レコーズからEP『Hell Paso』をリリース[1]


1995年6月にEP『Alfaro Vive, Carajo!』をウェスタン・ブリード・レコーズよりリリース[2]

1996年オマー加入。

1997年、トニー、ポール加入。

1997年、1stアルバム『アクロバティック・テナメント(Acrobatic Tenement)』をフリップサイド・レコーズよりリリース[3]

9月にEP『El Gran Orgo』をオフタイム・レコーズよりリリース[4]


1998年8月に2ndアルバム『イン・カジノ・アウト(In/Casino/Out)』をフィアレス・レコーズよりリリース[5]

1999年、EP『ヴァヤ(Vaya)』をフィアレス・レコーズよりリリース[6]

2000年に大手のグランド・ロイヤルと契約、先行シングルカットされた「ワン・アームド・シザー(One Armed Scissor)」で人気が急上昇する[7]

9月に、メジャーデビュー・アルバム『リレーションシップ・オブ・コマンド(Relationship Of Command)』をリリース[8]リンプ・ビズキットスリップノットなどのバンドを発掘したプロデューサーのロス・ロビンソンがサポートした事や、イギー・ポップがゲスト参加した事で注目を集める。


2001年3月に、「メンバー間の音楽性の違い」から突然の無期限活動休止を発表し、事実上の解散となった。

その後、ジム、ポール、トニーはスパルタを結成し、セドリックとオマーは同時に活動していたデファクトを解散し、マーズ・ヴォルタを結成する。

しかしポールは2003年にスパルタを脱退しマーズ・ヴォルタに参加している。

2011年、再結成ライブを行うことを発表。

2012年フジロックフェスティバルに出演。

2016年、ニューアルバムのリリースとワールドツアーを行うことを発表。3月にジムが脱退、後任にスパルタからキーリー・デイビスが加入。同22日からワールドツアー開催。8月20日・21日にサマーソニックに出演。

2017年5月、ニューアルバム『インターアリア』をリリースする[9]

2018年11月、バンドはインスタグラムの公式アカウントで活動休止を宣言した[10]

メンバー

セドリック・ビクスラー
(Cedric Bixler 1974年11月4日 - )(ボーカル/マラカス/鍵盤ハーモニカ)
オリジナルメンバー。

オマー・ロドリゲス (Omar Rodriguez 1975年9月1日 - ) (ギター/コーラス/ベース)
1996年加入。

ポール・ヒノジョス (Paul Hinojos 1975年7月17日 - ) (ベース)
1997年加入。

トニー・ハジャー (Tony Hajjar 1974年8月17日 - ) (ドラムス)
1997年加入。

キーリー・デイビス (Keeley Davis 1976年1月4日 - ) (ギター/コーラス)
2016年加入。バンド・スパルタのギタリスト。元メンバーのジム・ワードとはバンド・スパルタで共に活動している。

セドリック・ビクスラー(ボーカル)

オマー・ロドリゲス(ギター)

ポール・ヒノジョス(ベース)

トニー・ハジャー(ドラムス)

キーリー・デイビス(ギター)

元メンバー

ジム・ワード
(Jim Ward 1976年9月19日 - ) (ギター/コーラス/キーボード/ボーカル)
オリジナルメンバー。2016年3月のワールドツアー開催前に脱退。バンドはFacebook上で脱退を発表したものの、理由は明らかにしていない。

ジム・ワード(ギター)

ディスコグラフィ詳細は英語版「en:At the Drive-In discography」を参照
アルバム

『アクロバティック・テナメント』 - Acrobatic Tenement (1997年)

イン・カジノ・アウト』 - In/Casino/Out (1998年)

リレーションシップ・オブ・コマンド』 - Relationship Of Command (2000年)

『インターアリア』 - In?ter a?li?a (2017年)

EPs、コンピレーション

Hell Paso (1994年)

Alfaro Vive, Carajo! (1995年)

El Gran Orgo (1997年)

『ヴァヤ』 - Vaya (1999年)

『アンソロジー:ディス・ステーションズ・イズ・ノンオペレーショナル』 - This Station Is Non-Operational (2005年)

来日公演

2000年

5月24日 東京 Shibuya On Air West

5月25日 東京 Shibuya On Air West

5月26日 大阪 Shinsaibashi Club Quattro

8月5日 大阪
WTCオープンエアスタジアム - SUMMER SONIC OSAKA

8月6日 山梨 富士急ハイランド コニファーフォレスト - SUMMER SONIC TOKYO


2001年

1月14日 大阪 Bayside Jenny

1月15日 愛知 Nagoya Club Quattro

1月17日 東京 Shibuya-AX

1月18日 東京 Shibuya On Air East


2012年

7月29日 新潟 苗場スキー場 - Fuji Rock Festival


2016年

8月20日 千葉 幕張メッセ - SUMMER SONIC TOKYO

8月21日 大阪 舞洲スポーツアイランド - SUMMER SONIC OSAKA


2017年

9月19日 東京 ZEPP TOKYO

9月22日 大阪 なんば HATCH

9月24日 愛知 名古屋 CLUB QUATTRO


エピソード

2001年11月16日放送のテレビ番組『タモリ倶楽部』の空耳アワーのコーナーで同バンドの楽曲「スリープウォーク・カプセル」の「ど・ど・ど・ど・童貞ちゃうわ!」という空耳が紹介されたことが知られている。この空耳はかなりの好評となり、同年末の空耳アワード2001にてグランプリを獲得。記念品として特製のゴールデン空耳ジャンパーがアット・ザ・ドライヴインに贈呈されたということになっている。

脚注[脚注の使い方]^ “///at.the.drive-in///”. web.archive.org (2009年11月29日). 2020年10月26日閲覧。
^ (英語) Alfaro Vive, Carajo! - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/alfaro-vive-carajo%21-mw0001233691 2020年10月26日閲覧。 
^ “At The Drive-in”. web.archive.org (2000年4月22日). 2020年10月26日閲覧。
^ (英語) Vaya - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/vaya-mw0000247260 2020年10月26日閲覧。 
^ (英語) In/Casino/Out - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/in-casino-out-mw0000043826 2020年10月26日閲覧。 
^ (英語) El Gran Orgo - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/el-gran-orgo-mw0000046478 2020年10月26日閲覧。 
^ (英語) One Armed Scissor - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/one-armed-scissor-mw0000087346 2020年10月26日閲覧。 
^ (英語) Relationship of Command - At the Drive-In 。Songs, Reviews, Credits 。AllMusic, https://www.allmusic.com/album/relationship-of-command-mw0000099225 2020年10月26日閲覧。 
^ “At The Drive In announce first album in 17 years and share song - read exclusive interview 。NME” (英語). NME Music News, Reviews, Videos, Galleries, Tickets and Blogs 。NME.COM (2017年2月22日). 2020年10月26日閲覧。
^ “At The Drive InさんはInstagramを利用しています:「In October of 2015 we sat in a hotel room and decided to really do this again. No reunion, just tour, write a record while on tour, record…」”. Instagram. 2019年2月25日閲覧。

外部リンク

公式サイト

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