アックス_(雑誌)
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アックス
AX
ジャンルオルタナティヴ・コミック
アンダーグラウンド・コミック
読者対象マニア
刊行頻度隔月刊
発売国 日本
言語日本語
定価1019円
出版社青林工藝舎
編集長手塚能理子
副編集長高市真紀
志村勝紀
刊行期間1998年2月 -
ウェブサイト ⇒青林工藝舎ホームページ
特記事項『月刊漫画ガロ』(青林堂)の事実上後継誌に相当
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『アックス』 (AX) は、1998年から青林工藝舎が刊行しているオルタナティブ志向の隔月刊漫画雑誌

かつて青林堂から刊行されていた伝説的漫画雑誌『月刊漫画ガロ』の事実上後継誌に相当する。隔月偶数月末発売。2021年8月時点で通巻142号まで刊行中。編集長は青林工藝舎の社長でもある手塚能理子
概要

「国内唯一のオルタナティブ・コミック誌」を自称しており「ガロ系」と呼ばれる反主流的な特殊漫画を精力的に掲載する先鋭的な漫画雑誌として一部の層に絶大な支持を誇っている。また、編集方針に制限が無いことから漫画界の「アウトバーン」あるいは「無法地帯」とも言われている。

前身は青林堂が刊行していた漫画雑誌『月刊漫画ガロ』(1964年?2002年)であるが、現在の青林堂と青林工藝舎の両社は絶縁状態にあり、青林堂は『アックス』に一切関与していない。しかし、青林堂の従来目指した解放路線は『アックス』に引き継がれている。
編集方針

世に埋もれた才能を発掘・育成することを「ビジネス」ではなく「使命」とし、多くの漫画界の異才をあまた輩出した青林堂の『ガロ』を継承するため、『アックス』は創刊された。「自由な表現」を前提に、大手版元では掲載が難しいと思われる斬新で優れた手法を持ったベテランから新人まで、さまざまな漫画家が毎回実験的で先鋭的な作品を描いている。

青林工藝舎では独創的で個性あふれる作品や前衛的で難解な作品であっても積極的に掲載する独自の編集方針で漫画家の個性を生かした作品を載せているのが特色であり、売上重視で商業主義的なメジャー出版社の漫画事業とは対極のスタンスで掲載作品の作品性や作家性を重視した方針をとっている。それゆえ作品表現に方向性や制約を設けておらず、商業性よりも作家に自由な表現の場を与え、編集者側からの干渉を極力行わない往年の『ガロ』のスタイルを引き継いでいる。また、同じくマーケティング志向を極力排除した方針を取るエンターブレインとは関係が深く、漫画雑誌『コミックビーム』とは相互の誌面に広告を出し合っている。

近年では海外翻訳出版も行っており、フランススペインイタリアポルトガル韓国ブラジルカナダ等で出版、2010年にはアメリカ合衆国で英語版『アックス アンソロジー』が出版され、パブリッシャーズ・ウィークリーの2010年度ベストグラフィックノベルの1冊に選出された。
作品の特色

漫画表現の可能性を追求するような野心的でマニアックな作品が並んでおり、掲載作品はエログロから詩的、シリアス、不条理、ヘタウマ、耽美、ほのぼの、アートまで個々の作風は非常に幅広く混沌としており、漫画家の個性を活かした解放的な誌面が展開されている。そのため誌面からは極めてアナーキーアバンギャルドな印象を受ける。また、作品募集のコンセプトである「漫画への新しい可能性を求める」「元来の漫画枠にとらわれない独創性あふれる作品を求める」を創刊当初から貫いている。100号まで使用されていたキャッチコピーは「MANGA要特立MANGA要解放MANGA要実験」。
発行形態

形態としては漫画雑誌であるものの流通上は雑誌ではなくアンソロジーコミック扱いであり、バックナンバーの購入も通常の雑誌と比べると比較的容易である。
発行部数

推定発行部数は3000部とされており、一部の書店や漫画専門店でしか販売されていない。しかし、マイナーながらも青林工藝舎主宰の年間漫画新人賞『アックスマンガ新人賞』には、毎年約300点もの漫画作品が投稿されており、年1回行われている「アックスマンガ新人賞」では数多くの作家をこれまで輩出している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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