アチェ州
Aceh
?????
州の標語: Pancacita "五つの目標"
座標5° 33′ 0″ N, 95° 19′ 0″ E
州都バンダ・アチェ
知事ノバ・イリアンシャ
アチェ州(アチェしゅう、インドネシア語: Aceh)は、インドネシアの州。スマトラ島北端に位置する。州都はバンダ・アチェ。 アチェ州は2001年までは「アチェ特別州」、2002年から2009年までは「ナングロ・アチェ・ダルサラーム州」(Nanggroe Aceh Darussalam) と呼ばれていた。 サムドラ・パサイ王国やアチェ王国の時代からイスラーム教学の拠点としての歴史があり、インドネシアの中でもイスラーム信仰が強い地域である。古来から外部の支配者に対する激しい抵抗で知られ、オランダとは長いアチェ戦争を戦い、現在のインドネシア政府に対しても、自由アチェ運動が独立を要求して長い内戦状態にあったが、2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震による大津波でアチェが壊滅的な被害を受けたことを機に休戦。2005年8月15日に政府との間で和平協定が結ばれた。その後、独立放棄と武装解除に応じ、インドネシアの「州」であることに同意。アチェ語で国家を意味する「ナングロ」とアラビア語でイスラーム教的な幸福に満ちたという意味の「ダルサラーム」を削ることとなり、2009年4月の州知事令で、正式名称が「アチェ州」に改められた。 北東部をはじめ石油、天然ガスなど豊かな天然資源に恵まれるが、2004年末のスマトラ島沖地震に伴う大津波で州都バンダ・アチェを含む西海岸が甚大な被害を受けた。 スマトラ北端に位置するアチェ州は西にインド洋、北にアンダマン海、東にマラッカ海峡に面し、南は北スマトラ州(州都メダン)と接する。 オランダ領東インド時代に民族独立運動のスローガンとなった「サバンからメラウケまで」にあるサバンは、アチェ州に属するウェ島の中心都市である。 アチェ地方は中央を走るバリサン山脈によって東西に大きく二分され、その東側に肥沃な低地平野が広がり、コメの一大生産地として人口が集中している。西側は狭小に密林が連なると同時に海岸線が迫り、居住人口は少ない。 気候は、1年を通じて雨が降り、12月から3月の西風と6月から9月の南東風によって雨季と乾季を区別している。 アチェ地方には、アチェ人、ガヨ人
概要
地理
文化
民族・言語