アズサ_(カリフォルニア州)
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アズサ
Azusa

愛称 : ツツジの都市
位置

ロサンゼルス郡内の位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度7分50秒 西経117度54分25秒 / 北緯34.13056度 西経117.90694度 / 34.13056; -117.90694
歴史
市1898年11月29日
行政
アメリカ合衆国
  カリフォルニア州
 ロサンゼルス郡
 市アズサ
Azusa
市長ジョセフ・ロチャ
地理
面積 
  市域23.1 km2 (8.9 mi2)
    陸上  23.1 km2 (8.9 mi2)
    水面  0.0 km2 (0.0 mi2)
      水面面積比率    0.0%
標高186 m (610 ft)
人口
人口(2020年現在)
  市域50,000人
  備考[1]
その他
等時帯太平洋標準時 (UTC-8)
夏時間太平洋夏時間 (UTC-7)
公式ウェブサイト : ⇒City of Azusa

アズサ(: Azusa)またはアズーサ[2]は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡南東部に位置する都市。人口は5万人(2020年)。市名は昔のジャック・ベニーのジョークから、「アメリカ」では「あらゆることが"A"から"Z"まで」という文句を縮めたものと考えられることもあるが、実際には少なくとも18世紀にその起源を遡ることができる。アズサの町は当初サンガブリエル・バレーとサンガブリエル川を指す言葉である、トングバ族インディアンの地名「アスクサンガ」(Asuksa-nga)から派生した可能性が強い[3][4]
地理

アズサは北緯34度7分50秒 西経117度54分25秒 / 北緯34.13056度 西経117.90694度 / 34.13056; -117.90694に位置する[5]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は8.9平方マイル (23.1 km2)であり、全て陸地である。サンガブリエル・キャニオンの入口にあり、このことからキャニオンシティという渾名もある。またサンガブリエル川の東岸にある。
人口動態

以下は2000年の国勢調査による統計データである。

基礎データ

人口: 44,712人

世帯数: 12,549世帯

家族数: 9,298家族

人口密度: 1,939.7人/km2(5,023.7人/mi2)

住居数: 13,013軒

住居密度: 564.5軒/km2(1,462.1軒/mi2)

人種別人口構成

白人: 52.35%

アフリカン・アメリカン: 3.78%

ネイティブ・アメリカン: 1.31%

アジア人: 6.14%

太平洋諸島系: 0.17%

その他の人種: 30.52%

混血: 5.73%

ヒスパニックラテン系: 63.79%

年齢別人口構成

18歳未満: 30.8%

18-24歳: 15.5%

25-44歳: 31.5%

45-64歳: 15.3%

65歳以上: 6.9%

年齢の中央値: 27歳

性比(女性100人あたり男性の人口)

総人口: 97.5

18歳以上: 93.6

世帯と家族(対世帯数)

18歳未満の子供がいる: 43.5%

結婚・同居している夫婦: 49.7%

未婚・離婚・死別女性が世帯主: 17.1%

非家族世帯: 25.9%

単身世帯: 18.7%

65歳以上の老人1人暮らし: 6.2%

平均構成人数

世帯: 3.41人

家族: 3.90人


収入

収入と家計

収入の中央値

世帯: 39,191
米ドル(2005年推計)

家族: 40,918 米ドル

性別

男性: 30,845米ドル

女性: 26,565米ドル



人口1人あたり収入: 13,412米ドル

貧困線以下

対人口: 18.8%

対家族数: 15.1%

18歳未満: 23.9%

65歳以上: 10.4%



政治とインフラ市役所

カリフォルニア州議会では、上院の第24選挙区および下院の第57選挙区に属している。連邦議会下院ではカリフォルニア州第32選挙区に属し、クック投票動向指数では民主党+17となっている[6]。2010年時点ですべて民主党議員が務めている。市長はジョセフ・ロメロ・ロチャである。

2011年3月9日、市内の有権者は地域の丘陵部鉱山に関わる環境問題についてアズサ・ロック会社と市が協定を結ぶことを承認した[7]。その提案されている協定の長所については、幾つかの団体から疑問が投げ掛けられてきた[8]

ロサンゼルス郡健康サービス部がモンロビア市にあるモンロビア健康センターを運営しており、アズサ市民も利用できる[9]
経済

アズサの包括的年間財務報告書2008年版によれば[10]、市内の大きな雇用主トップ17は以下の通りである。

順位雇用主従業員数
1アズサ統一教育学区1,600
2ノースロップ・グラマン1,100
3アズサ太平洋大学900
4アズサ市522
5コストコ311
6バーガー・ブラザーズ300
7パシフィック・プレシジョン・メタルズ250
8トルーウッド・プロダクツ160
9ウィンズ150
10レインバード132
11カリフォルニア・アンフォージ106
12ヴァルカン100
13ネイキッドジュース75
14モリス・ナショナル70
15フィジシャンズ・フォーミュラ70
16ヘップナー・ハードウッズ63
17ストールティング37

市内には昔ラッキー・ラガー醸造所があった。この施設は1949年に建設され、1970年代初期にミラー・ブルワリーに買収された。その10年後、ミラーはその操業地を近くのアーウィンデール市に移し、アズサの施設は最終的に解体された。

市内にはロケット開発のエアロジェット社の工場もあった。1980年エアロジェットの工場地下水トリクロロエチレンが混入しているというアナウンスがあった。この地域は1985年にスーパーファンド用地適用を宣言した。1997年、この地の地下水に大半がNDMA(ニトロソジメチルアミン)と過塩素酸アンモニウムという別の化学物資汚染が発見された。エアロジェットはこの地下水汚染の責任の可能性有る団体として指名された。エアロジェットはこの施設を2001年にノースロップ・グラマン社に売却した。
教育

市内には私立キリスト教系大学であるアズサ太平洋大学と、同じく私立仏教系大学のダマカヤ・オープン大学がある。

また幼稚園児から8年生までを教育するセントフランシス・オブ・ローム小学校があり、ロサンゼルス大司教区の下でセントフランシス・オブ・ローム・カトリック教会の一部となっている。

市内の公立学校はアズサ統一教育学区が管轄しており、高校2校、継続学習高校1校、成人学校1校、小学校11校、中学校3校、幼稚園併設小学校1校が含まれている。この他に小学校・中学校併設校1校が2010年頃に建設される予定である。
交通アズサ・ダウンタウン駅

アズサ市はサンガブリエル川フリーウェイ(州間高速道路605号線と)オレンジ・フリーウェイ(カリフォルニア州道57号線)の間にあるフットヒル・フリーウェイ(州間高速道路210号線)に沿っている。

ロサンゼルスユニオン駅パサデナ東部とを繋いでいるロサンゼルス郡都市圏交通局L線を延伸する「フットヒル延伸」と呼ぶ計画が立案され、アズサ市内にその第1段階の終着駅が計画された。


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