アジア
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「アジア」のその他の用法については「アジア (曖昧さ回避)」をご覧ください。


面積44,579,000 km2 [1]
人口4,436,224,000 (1位)[1]
人口密度100/km2
住民の呼称アジア人
国数48
保護領

アクロティリおよびデケリア

イギリス領インド洋地域

クリスマス島

ココス諸島

その他地域

アブハジア

パレスチナ国

ナゴルノ・カラバフ

南オセチア

中華民国台湾

北キプロス

標準時UTC+2?UTC+12
使用TLD.asia
最大都市 東京
ジャカルタ
ソウル
デリー
ムンバイ
上海
アジアを中心とする地域の衛星写真

アジア(英語 Asia, ラテン語 Asia 〔アシア〕, ギリシャ語 ?σ?? Asi? 〔アシアー〕) は、世界の大州の一つ。現在では一般的にヨーロッパを除くユーラシア大陸全般を指すが、政治的・経済的な立場の違いにより、さまざまな定義がなされる場合がある。漢字表記は亜細亜で、亜州(亜洲、あしゅう)とも呼ぶ。省略する場合は亜の一字を用いる。

古代メソポタミアのアッカド語[注釈 1] a?u 〔アスー(アツー)〕[注釈 2] “(太陽が) 出る(ところ) ” が語源で、本来は “東、東方” を意味する言葉である。現在の一般的な定義は、ヨーロッパの人たちから見た東・西の区分[注釈 3]を反映したものになっている[2]
概要アジアの地図国連による世界地理区分

現在ではユーラシア大陸ヨーロッパ以外の地域、つまり、アジア大陸島嶼海域を含む)であり、六大州の一つ。ユーラシア大陸の面積の約80%をアジアが占め、人口は世界最多であり世界人口の60%強がアジアに住んでいるといわれている。世界の都市のうち都市圏人口上位8位まではアジアに属する都市が占めている(世界の都市圏人口の順位を参照)。ヨーロッパとアジアの境界をウラル-コーカサスとする区分の諸説。赤線Aは国際地理学連合による定義。

アジアとヨーロッパの境界は、地理上の境界とヨーロッパ中心主義的な観点から見た人為的境界が入り交じっている。地理上の境界は、ウラル山脈?ウラル川?カスピ海?コーカサス山脈?黒海?ボスポラス海峡?マルマラ海?ダーダネルス海峡とすることが多い。なお、アフリカとはスエズ地峡を、オセアニアとはニューギニア島西方の海峡を挟んでいるため、この両地域とは地理的境界と人為的境界が一致している。

アジアは六大州で最も大きな州であり、地理的にも多様で変化に富む。アジアの大半はユーラシア大陸に属するが、大陸内でも気候や地形に様々な差がある。また、特に大陸東側には環太平洋造山帯の活動によってできた無数の島々が点在しており、日本やフィリピン、インドネシアといった島国に多数の人口を抱える国家が存在する。アジアの東部から南部にかけては降雨が多く肥沃な土壌に恵まれることから人口が古代より非常に多く、現代においても世界最大の人口密集地域となっている。

アジア州の中でもさらに細かく、北アジア中央アジア東アジア東南アジア南アジア西アジアの六つに分けられることもある。
語源

古代メソポタミアのアッカド語で、東 / 西を「アスー」a?u “(太陽が) 出る(ところ) ” / 「エレーブ」er?bu “(太陽が) 入る(ところ) ” で表した[注釈 4] ことに由来する。この「アスー」にギリシャ語の接尾辞「イアー」-?? -i? が付いてギリシャ語の「アシアー」?σ?? Asi? が生まれた[3][注釈 5] 。それがラテン語に取り入れられ、そこからヨーロッパの諸語に広がっていった。

「エレーブ」の方からは、ギリシャ語の「エウローペー」 Ε?ρ?πη Eur?p? が生まれた[4][注釈 6]。これがラテン語で「エウローパ」 Eur?pa となり、ヨーロッパの諸語に入っていった。「アジア」と「ヨーロッパ」は、「オリエント / オクシデント」と同じく、本来は “東方 / 西方” という対概念であった。

亜細亜の表記は、で1602年に刊行された坤輿万国全図に現れる。官話では亜細亜を「ヤシヤ」のように発音するが、西洋人との接触が多かった華南地方の方言では亜を日本語と同様にアのように発音していたことに影響された転写とされる。
定義.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "アジア" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2008年4月)

「アジア」という言葉は、元々は古代ギリシア、あるいはギリシャから文化的影響を受けた古代ローマから見て、東方を指す言葉であった。ギリシア人やローマ人の地理的な知見は地中海沿岸地域に限られており、地中海の北岸地域がヨーロッパ、南岸地域がアフリカ、地中海の一部であるエーゲ海で隔てられた地中海東岸地域がアジアとされたのである。

その後、ヨーロッパ人の地理的な知見が広まるにつれて、ヨーロッパ、アジア、アフリカとされた地域の範囲が、拡大していった。アフリカについては、スエズ地峡という明確な地理的な境界が存在したため、スエズ地峡以南がアフリカ大陸という明確な地理的定義が確立した。


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