「アジアリーグ」はこの項目へ転送されています。2013年まで行われたバスケットボールのアジアリーグについては「アジアバスケットボールリーグ」を、2017年より行われているバスケットボールのアジアリーグについては「アジアリーグリミテッド」をご覧ください。
アジアリーグアイスホッケー
今シーズン・大会:
アジアリーグアイスホッケー2023-2024
競技アイスホッケー
創立2003
代表小林澄生[1]
参加チーム5
国 日本
韓国
大陸東アジア
前回優勝HLアニャン (6回)
最多優勝HLアニャン (6回)
テレビ局 日本:Ex Sports
韓国:SBS ESPN
公式サイト ⇒Official website (international)
アジアリーグアイスホッケー(英語:Asia League Ice Hockey)は、日本、韓国の2か国のアイスホッケー連盟が参加して行われるプロクラブチームの国際リーグ戦。 アジアリーグは一試合あたり20分×3ピリオドで二チームが対戦する。ピリオド間のインターバルは15分である[2]。テレビ放送契約を行っているチームもあるが、NHLのようにTVタイムアウトはない。60分の試合終了時点で得点の多いチームが勝ちである。この時点で引き分けの場合、さらに5分の延長戦 アジアリーグのシーズンは三つに分けることができる。晩夏から初秋にかけてトレーニングキャンプとプレシーズン試合を行う。次に数ヶ月間のレギュラーシーズンが始まる。これはシーズンごとのスケジュールによって日程が異なる。最後にレギュラーシーズンの成績上位のチームがポストシーズンのプレーオフに進むことができる。プレーオフは勝ち抜きトーナメント戦で、各ラウンドを"規定勝ち数先取(いわゆる番勝負)"方式で決着を着ける。最後まで勝ち残ったチームがそのシーズンの優勝となる。 レギュラーシーズンはアジアリーグが開催されるほとんど毎シーズン変更される。最初のフルシーズンは各チームが他の全チームと6回あたる直近二回のシーズンを反映している。チーム数が年度ごとに変わっていたため、最初の二、三年はアンバランスであったスケジュールを毎年調整してきた。現在のスケジュールでは、全てのチームは三試合ずつ交代で相手チームや自分たちのチームのホームリンク回りながら試合を行う。移動回数を最小化するために、別の国で試合があるときは二週間滞在して、滞在国のチームと連続でアウェイを闘うが、中国がホームのチームは1つのみのため中国への遠征は各チーム一週間となる。日本での試合の場合、クレインズとイーグルスはホームリンクが近いため、アウェイのチームはこれらのチームと連続して闘い、次にブレイズとバックスとの試合が順に回ってくる[4]。 レギュラーリーグの順位は勝ち点によって決められる。規定時間60分で勝ったチームは勝ち点3を得ることができる。その時点で引き分けの場合は両チームに勝ち点1が与えられ、延長やシュートアウトで勝ったチームには追加の勝ち点が与えられるが、負けても減点はない[3]。 レギュラーシーズンが終わった時点で最も勝ち点の多いチームがレギュラーシーズンの優勝となる。レギュラーシーズンとポストシーズン(プレーオフ)の間にはこれまでは数週間の試合中断期間が取られてきた。レギュラーシーズンと同じく、プレーオフの方式も年度ごとに変わってきた。詳細は#年度ごとの大会を参照のこと。レギュラーシーズンが終わるとプレーオフのスケジュールが策定される。プレーオフの各ラウンドで、レギュラーシーズンの上位チームはホームリンクでの試合が多くなる利点を受けることができる[3]。 アジアリーグではシーズンごとに優勝トロフィーの他に幾つかの表彰を行っている。2008?09シーズン以前はプレーオフ後に表彰が行われていたが、それ以降ではレギュラーシーズンとプレーオフの間の期間に表彰が行われる。表彰内容は最優秀選手、新人王、ベストゴーリー、ベストオフェンシブDF、ベストディフェンシブDF、ベストオフェンシブFW、ベストディフェンシブFW、ベストプレーメイキング、ベストホッケータウン、それにポイントランキングの最多得点、最多アシスト、最多ポイント、および優秀セーブ率GKの賞がある。ベストホッケータウン賞以外の賞は組織または個人がスポンサーである[5]。 アジアリーグ発足初期には12チームに拡大することが構想されていた[6]が、いくつかのチームは財政難のために実現できなかった。 2019年11月韓国ハイワンが同年限りでアジアリーグから撤退すると発表した。韓国・春川(チュンチョン)市を拠点とするハイワンが脱退する意向をリーグ側に打診[7]。 2020年10月、横浜GRITSが初参戦。本拠地は新横浜でデュアルキャリア”しているのが特徴チーム。[8] 2021年3月韓国デミョンが3月いっぱいで解散すると発表。親会社はリゾート事業など営んでおり新型コロナウィルス経営に影響が出ているという[9]。 2021?22シーズンの参戦は本来は8チーム(日本5チーム、韓国2チーム、ロシア1チーム)であったが、新型コロナウィルス対策のため、韓国とロシアの3チームは出場休止扱いとなり、日本の5チームのみで争われている。 2022-23シーズンは日本5・韓国・ロシア各1で行う予定だったが、ロシアのウクライナへの進行による制裁としてPSKサハリンを除名処分としたため日本5・韓国1の6チーム、2023-24シーズンはひがし北海道が活動停止(後に撤退)となり日本4・韓国1の5チームに減った。
試合
シーズン
表彰優勝チームには優勝トロフィーと金メダルが送られる。
チーム
H.C.栃木日光アイスバックス 日光日光霧降アイスアリーナ19992003
レッドイーグルス北海道 苫小牧白鳥アリーナ19252003
東北フリーブレイズ 八戸・郡山フラットアリーナ20082009
横浜GRITS 横浜KOSE新横浜スケートセンター20192020
参加チームの変遷 [参加チームの変遷]
2003-2004シーズン(5チーム)
日本製紙クレインズ、王子製紙、コクド、日光アイスバックス、ハルラウィニアで創設。
2004-2005シーズン(8チーム)
チチハル、ハルビン、ゴールデンアムールが加入。
ハルラウィニアが「アニャンハルラウィニア」に改称、本拠地を安養市へ移転。
2005-2006シーズン(9チーム)
ゴールデンアムールが撤退。
カンウォンランド、ノルディック・バイキングスが加入。