下記は、アジアの主権国家及び属領の一覧である。一覧には、2つの地域にまたがる国、事実上独立した国、アジア人と非アジア人が居住する国なども含んでいる。 アジアとヨーロッパの境界は、ウラル山脈、ウラル川及びカスピ海と、コーカサス山脈、黒海及びその河口、ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡であり、その東側・南側の領域がアジアである。アゼルバイジャン・ジョージア・カザフスタン・ロシア・トルコは、アジアとヨーロッパのどちらの一部でもあると考えられている。アルメニア・キプロス・イスラエルは西アジアの一部であるが、社会・政治的にはヨーロッパ諸国に近い。 アジアとアフリカの境界は普通、スエズ運河だと考えられている。従って、アジア側にシナイ半島の領土を持つエジプトは、アジアにも含まれると考えることができる。 アジアとオーストララシア(オセアニア)の境界は議論されているが、ジャワ島・ニューギニア島間のいずれかに存在する。インドネシアは両地域にまたがることになるが、通常はアジアの一部だと考えられている。東ティモールはオーストララシアの一部と考えられる場合もあるが、周囲をインドネシアに囲まれており、インドネシア領だった時期もあることから、アジアの一部だと考えられている。また、パプアニューギニアは、インドネシアに接していることからアジアと考えられることもあるが、これは希で、ほとんどの場合はオーストララシアの一部として考えられている。 アジアと北アメリカの境界は、ベーリング海峡であると考えられる。アリューシャン列島の一部もアジアに含まれる場合がある。 主権国家とは、国益を決定をする国民による効果的な主権を持つ国家のことである[1]。モンテビデオ条約によれば、国家には、永久的住民・明確な領域・政府・外交能力がなければならない[2]。 以下にはアジアの48の国が掲載されており、すべて国際連合加盟国である[3]。この他、国連非加盟国であるがオブザーバー国家であるパレスチナ自治政府(パレスチナ国)がある[4]。 国旗地図名称と正式名称
アジアの地理的な境界
主権国家詳細は「主権国家体制」を参照
国連加盟国
[5][6][7]現地語の名称と正式名称[5][6]首都
[7][8][9]人口[a][b]