アシュコーム男爵
[Wikipedia|▼Menu]

アシュコーム男爵
Baron Ashcombe

創設時期1892年8月22日
創設者ヴィクトリア
貴族連合王国貴族
初代ジョージ・キュービット(英語版)
現所有者マーク・キュービット(5代男爵)
相続人リチャード・キュービット
相続資格初代男爵の直系の嫡出男系男子
付随称号なし
モットー慎重なる者は幸いなり
(Felix Qui Prudens)

アシュコーム男爵(アシュコームだんしゃく、英語: Baron Ashcombe)は、連合王国貴族男爵位。

政治家ジョージ・キュービット(英語版)が1892年に叙されたのに始まる。
歴史

保守党所属の庶民院議員ジョージ・キュービット(英語版)は、1892年8月22日連合王国貴族爵位サリー州におけるドーキングの、およびサセックス州におけるボディアム城のアシュコーム男爵(Baron Ashcombe, of Dorking in the County of Surrey and of Bodiam Castle in the County of Sussex)に叙せられ[1][2]貴族院議員に転じた[3]

初代男爵の死後、その三男(長男と次男は早世)であるヘンリー・キュービット(英語版) (1867?1947) が2代男爵を継承した[1][4]

2代男爵の死後はその四男(上の3人は第一次世界大戦で戦死)であるローランド・カルバート・キュービット (1899?1962) が3代男爵位を継承した[1][5]。彼の長女ロザリンド(1921-1994)はブルース・シャンド少佐 (1917-2006) と結婚し、その間にチャールズ3世 (1948-) の後妻であるカミラ (1947-) を儲けている[1][6]

3代男爵の死後は彼の長男であるヘンリー・エドワード・キュービット(英語版)(1924?2013)が4代男爵を継承したが、彼には子供がなかったので、彼の死後は従甥(2代男爵の五男アーチボルドの孫)にあたるマーク・エドワード・キュービット (1964-) が爵位を継承した。2016年現在の当主は彼である[1][7]


男爵家のモットーは『慎重なる者は幸いなり(Felix Qui Prudens )』[1]
アシュコーム男爵 (1892年)

初代アシュコーム男爵ジョージ・キュービット
(英語版) (1828?1917)

2代アシュコーム男爵ヘンリー・キュービット(英語版) (1867?1947)

3代アシュコーム男爵ローランド・カルバート・キュービット (1899?1962)

4代アシュコーム男爵ヘンリー・エドワード・キュービット(英語版) (1924?2013)

5代アシュコーム男爵マーク・エドワード・キュービット (1964-)

爵位の法定推定相続人は、現当主の息子リチャード・ロビン・アレグザンダー・キュービット (1995-)


家系図

          アシュコーム男爵、1892年   

          初代アシュコーム男爵
ジョージ・キュービット
(英語版)
(1828-1917)

              

          2代アシュコーム男爵
ヘンリー・キュービット(英語版)
(1867-1947)   

                      
     
          3代アシュコーム男爵
ローランド・キュービット
(1899?1962) アーチボルド・キュービット
(1901-1972) 

                    
      
  ブルース・シャンド
(1917-2006) ロザリンド・シャンド
(1921-1994) 4代アシュコーム男爵
ヘンリー・キュービット(英語版)
(1924-2013) マーク・キュービット
(1936-1991) 
  
                   

チャールズ3世
(1948-) カミラ
(1947-)       5代アシュコーム男爵
マーク・キュービット
(1964-)
 
                  


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:12 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef